陸軍中野学校の光と影―インテリジェンス・スクール全史

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829508411
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C3021

出版社内容情報

帝国陸軍の情報機関、特務機関「陸軍中野学校」の誕生から戦後における“戦い”までをまとめた書The Shadow Warriors of Nakano: A History of The Imperial Japanese Army’s Elite Intelligence Schoolの日本語訳版

1938年~1945年までの7年間、秘密戦の研究開発、整備、運用を行っていた陸軍中野学校の巧みなプロパガンダや「謀略工作」の実像を客観的、総合的な視点で描くとともに、OBたちの戦後の動静にも注目。とくに「最後の中野学校戦士」末次一郎氏の活躍を詳細に描いている。

❈戦時中の日本のインテリジェンス史を日米双方の視点から再検証
❈世界各地に散っていった中野出身者の工作行動とはどんなものだったのか
❈高度で洗練された情報機関を擁しながら、それを生かせなかったのはなぜか
❈中野学校の遺産(レガシー)とは何か

「陸軍中野学校の創設とその後の要員達の活動を、戦時、平時という国際情勢の文脈の中で描いた私の試みは、インテリジェンスを単なる異常、冒険、悪などとして描いた他の書籍を読んだ日本人読者にとっても興味深いものとなるだろう」(「日本語版刊行にあたって」より)

内容説明

元CIA情報分析官が帝国陸軍の情報機関、特務機関「陸軍中野学校」の誕生から戦後における“戦い”までをダイナミックに描く!巧みなプロパガンダや「謀略工作」の実像を客観的、総合的な視点で描くとともに、「最後の中野学校戦士」末次一郎氏をはじめOBたちの戦後の動静にも注目。

目次

中野学校計画
大戦初期の勝利
ビルマ:人心掌握作戦の勝利、そして敗北
インド:転覆、侵略、そして撤退
フィリピン:マニラでの諜報活動、ジャングルのコマンドー
終戦間際
沖縄の戦い
最終決戦への備え
大戦の終結、新たな同盟の獲得
隠れ家から朝鮮へ
戦後日本の中野学校OB
受け継がれるもの
世界から観る陸軍中野学校の遺産 秘密戦からの系譜―訳者あとがきに代えて
特別寄稿 陸軍中野学校の成功と限界に通底する謀略とインテリジェンスの本質

著者等紹介

マルカード,スティーブン・C.[マルカード,スティーブンC.] [Mercado,Stephen C.]
元CIA情報分析官。1984年バージニア大学を卒業後、1988年コロンビア大学国際公共政策大学院(SIPA)国際関係修士課程を修了。大学院在学期間中にミドルベリー大学にて日本語を習得。1991年に米中央情報局(CIA)に入局。公開情報(OSINT)、東アジア情勢の専門家として、この分野の評論や書評、研究活動を数多く行っている。インテリジェンスや国家安全保障史を中心とした論文や書評を学術雑誌に掲載。Studies in Intelligence Awardを受賞(2001年)。現在はこうした経験に基づき翻訳家として活動している

秋塲涼太[アキバリョウタ]
1989年生まれ。特殊作戦・低強度紛争(SO/LIC)個人研究家。米ミドルベリー国際大学院モントレー校大量破壊兵器不拡散・テロリズム研究修士課程修了。米国防総省ダニエル.K.イノウエアジア太平洋安全保障研究センターにて研修生として特殊作戦領域の研究等に従事。防衛省陸上自衛隊情報科勤務を経て、個人にて研究を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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大森黃馨

4
特に興味深かった箇所は戦後編のGHQに彼らが必要としつつ空白であった中国やソ連に関する情報を提供し本来ならば惨めな敗北者たる日本がやがて米国のグッド・パートナーとなってゆく記述 矢張り日本と米国は戦前のままでは並び立たずこれこそが日本米国共にあるべき姿でありこのパラダイムシフトを得るにはいかに悲惨とはいえ太平洋戦争は避けられなかったということなのか 2022/10/15

鷺宮

1
めも2025/04/01

TI

0
思ったほど面白くはなし。2022/10/11

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