出版社内容情報
消費者が主役になれる社会実現のための提言。消費者政策の変遷を学びこれからの行政・企業・消費者団体の役割を明らかにする。戦後から現在までの消費者政策の変遷を学び
これからの行政・企業・消費者団体の役割を明らかにする
?消費者問題はなぜ起こるのか?
?消費者問題が抱える課題とは?
?消費者が不利益を受けているのは情報格差のためなのか?
?消費者は権利主張ばかりで責任を果たしていないのか?
?消費者教育のあり方とは?
第1章 消費者の選択と市場経済
経済の基本的仕組みにおける消費者の選択/消費者の権利と市場経済/消費者の役割・責任と市場経済
第2章 市場経済における消費者と消費者問題
市場経済における消費者/「消費者問題」の社会問題化/消費者問題の現状/消費者問題「安全の問題」/消費者問題「表示・広告の問題」/最近はどのような消費者問題があるか
第3章 消費者問題の「問題点」と「発生要因」
「問題点」は6つに分けられる/「発生要因」は3つ
第4章 消費者政策
消費者問題・消費者・制度の変遷/主体ごとに見る消費者政策の特徴/消費者政策の体系の変遷
第5章 消費者市民社会と消費者
「消費者市民社会」概念の登場/持続可能な社会に向けた消費者としての行動への期待/SDGsを「持続可能な生産消費」を起点に見る/
第6章 消費者を支援する消費者教育
消費者教育の変遷/「消費者の自立」、「自己責任」の登場と背景/消費者政策における「保護」から「自立」の変遷の問題/消費者被害防止と消費者市民教育の分断/各種調査から見る消費者の意識
第7章 「現代の消費者主権」の実現
「現代の消費者主権」とは/消費者をどう捉えるべきか/消費者問題の「発生要因」と「現代の消費者主権」の関係/消費者以外の他の主体の役割とは
第8章 多様な事例を通して考える「現代の消費者主権」の実現
古谷 由紀子[フルヤユキコ]
1949年生まれ。消費生活アドバイザー。
中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。サステナビリティ消費者会議代表、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会常任顧問、経営倫理実践研究センターフェロー、CSRレビューフォーラム共同代表、中央大学政策文化総合研究所客員研究員。消費者庁「消費者教育推進会議」委員、財務省「関税・外国為替等審議会」委員。主な著書:『消費者志向の経営戦略』(芙蓉書房出版、2010年)、『ISO26000実践ガイド?社会的責任に関する手引?』(共著、中央経済社、2011年)、『商品の安全性と社会的責任』(共著、白桃書房、2013年)
内容説明
消費者が主役になれる社会実現のための提言。戦後から現在までの消費者政策の変遷を学び、これからの行政・企業・消費者団体の役割を明らかにする。
目次
第1章 消費者の選択と市場経済
第2章 市場経済における消費者と消費者問題
第3章 消費者問題の「問題点」と「発生要因」
第4章 消費者政策
第5章 消費者市民社会と消費者
第6章 消費者を支援する消費者教育
第7章 「現代の消費者主権」の実現―消費者が消費者市民社会の主役となるために
第8章 多様な事例を通して考える「現代の消費者主権」の実現
著者等紹介
古谷由紀子[フルヤユキコ]
1949年生まれ。博士(総合政策)、消費生活アドバイザー。中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。サステナビリティ消費者会議代表、日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会常任顧問、経営倫理実践研究センターフェロー、CSRレビューフォーラム共同代表、中央大学政策文化総合研究所客員研究員。消費者庁「消費者教育推進会議」委員、財務省「関税・外国為替等審議会」委員。その他の活動として、企業の品質・コンプライアンス等委員会の社外委員、CSRダイアログ等に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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