内容説明
奄美語・国頭語・沖縄語・宮古語・八重山語・与那国語は方言ではなく独立した言語(2009年にユネスコが認定)。しかし、共通語(標準語)中心の言語政策のなかでこれらの言語は死滅の危機にあるとされている。琉球民謡の大御所といわれる4人の唄い手が沖縄大学土曜教養講座に勢揃い。島々の言語で熱いトークと唄三線独演を披露。少数言語の復興運動の意義をカタルーニャ語(スペイン)、ハワイ語(アメリカ)の例から学ぶ。
目次
第1部 琉球諸語概説(琉球における言語研究と課題;「奄美語」概説;「国頭語」概説;「沖縄語」概説;「宮古語」概説;「八重山語」概説;「与那国島」概説)
第2部 琉球の島々の唄と言葉(琉球の島々の唄者たち―琉球諸語の復興を目指して;「琉球諸民謡」という新しい定義の提唱)
第3部 琉球諸語の復興(シンポジウム 琉球諸語の復興を目指して―スペイン・アメリカの少数言語復興から学ぶ)
少数言語復興運動の意義―あとがきに代えて
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