内容説明
巨大災害時や復旧・復興における「人間の安全保障」確保に向けた提言。5つのテーマで東日本大震災の復旧・復興のあるべき姿を論じる。
目次
第1章 日本復興計画―日本再生と列島強靱化(震災という大怪我の治癒を;「常識」から逸脱した対応 ほか)
第2章 災害の壁―安全・安心とコミュニケーション(想定外の問題;災害の壁;災害ユートピア ほか)
第3章 人とコミュニティと情報(2011年3月11日;バングラデシュにおける早期警戒と情報伝達 ほか)
第4章 地震・津波と人的被害(地震と津波の力;物的被害から人的被害へ ほか)
第5章 津波災害復興と健康リスク管理(東日本大震災での津波廃棄物発生量の推定;災害対応からみた海ごみ発生量 ほか)
著者等紹介
清野純史[キヨノジュンジ]
京都大学大学院工学研究科/地球環境学堂教授。1957年生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。博士(工学)。京都大学防災研究所助手、山口大学工学部助教授、京都大学工学研究科准教授を経て、2009年より京大教授。専門は地震工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




