内容説明
従来型のビジネスモデルである「もの造り」と「現場依存」からの脱却が求められている。マーケティングやブランド戦略におけるコンテクストデザインの重要性を総合的に分析。１１のコンテクストデザイン戦略に基づき１２領域の成功事例３６件を徹底分析。
目次
コンテクストデザインの戦略的意義―「もの造り至上主義」と「高質現場依存主義」からの脱却
第１部 全体編（コンテクストデザインに至る理論の流れ―言語学・心理学・芸術・文化人類学・経営・マーケティングなどの先行研究レビュー；コンテクストデザインの戦略枠組み―競争優位の獲得のために）
第２部 領域編（企業再生のコンテクストデザイン―コンテンツ価値の再認識を起点にした再生；新事業創造のコンテクストデザイン―脱成熟に向けての新たな視点；組織戦略のコンテクストデザイン―利害関係者全体の価値を高める ほか）
第３部 インプリケーション編（コンテクストデザインの諸相に対する考察と要約―普遍的な解と個別的な解の総括と今後の課題；コンテクストデザイン戦略の可能性―関係性を踏まえて戦略の多様性を高める）
著者等紹介
原田保［ハラダタモツ］
学校法人メイ・ウシヤマ学園理事長補佐。１９４７年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社西武百貨店取締役企画室長、香川大学経済学部教授、多摩大学大学院教授等を経て、多摩大学大学院客員教授、ハリウッド大学院大学特任教授及びメイ・ウシヤマ総合研究所副所長、文化学園大学特任教授、地域デザイン学会会長、戦略研究学会顧問（前会長）、（株）日本能率協会総合研究所観光マーケティング研究所客員研究員。併せて、コンテクストデザイナー、戦略プロデューサーとして経営やマーケティングに関わる実践活動に従事
三浦俊彦［ミウラトシヒコ］
中央大学商学部教授。１９５８年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程中退。中央大学商学部助手、専任講師、助教授を経て、１９９９年より現職。その間、コロンビア大学ビジネススクール客員研究員、ＥＳＣＰ（パリ高等商科大学）客員教授、イリノイ州立大学客員教授を歴任
高井透［タカイトオル］
日本大学商学部教授。１９５８年生まれ。日本大学農獣医学部卒業。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士（商学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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