内容説明
朝鮮半島情勢、中国の海洋進出、テロ、災害…さまざまな危機をどう予測し、どう対処するか。
目次
第1章 危機の認識
第2章 新たな危機認識の試み―理論的枠組み
第3章 複雑系危機管理
第4章 新たな危機の認識
第5章 危機管理のためのインテリジェンス
第6章 21世紀の安全保障・危機管理環境
第7章 危機の予測
第8章 危機管理の実践
著者等紹介
加藤直樹[カトウナオキ]
昭和41年東京都出身。防衛庁防衛局(現、防衛省防衛政策局)などで行政官として勤務の後、教育・研究部門で幹部教育などに当たる。「法という枠組みと経済という裏付けによって、政策・戦略は規定される」というコンセプトを基に、「人間の安全を保障する戦略実現の為に、危機管理という戦術を運用する」という位置づけで研究活動を行う。中央大学経済学部、千葉大学大学院社会科学研究科修士課程法学専攻(現、人文社会科学研究科社会科学研究専攻)、中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程総合政策専攻(経営政策コース)
太田文雄[オオタフミオ]
昭和23年東京生まれ。昭和45年防衛大学校卒(14期)。昭和55年~57年米海軍兵学校交換教官。平成4年スタンフォード大学国際安全保障・軍備管理研究所客員研究員。平成5年~6年米国防大学学生。平成8年から約3年間、在米日本大使館国防武官。平成13年から17年まで防衛庁情報本部長。平成15年ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院にて国際関係論博士号取得。平成17年退官(元海将)。防衛大学校安全保障危機管理教育センター教授兼政策研究大学院大学連携教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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