平和の地政学―アメリカ世界戦略の原点

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784829504222
  • NDC分類 312.9
  • Cコード C0031

内容説明

戦後から現在までのアメリカの国家戦略を決定的にしたスパイクマンの名著の完訳版。ユーラシア大陸の沿岸部を重視する「リムランド論」を提唱するスパイクマン理論のエッセンスが凝縮された一冊。現代の世界政治、国際情勢を見るための重要なヒントを与えてくれる原著の地図51枚を完全収録。

目次

1 戦時と平時における地理
2 世界の地図化
3 西半球のポジション
4 ユーラシア大陸の政治地図
5 安全保障の戦略
解説 米国の世界戦略とスパイクマンの理論―訳者あとがきと解説

著者等紹介

スパイクマン,ニコラス・J.[スパイクマン,ニコラスJ.][Spykman,Nicholas John]
1893‐1943。オランダ出身の元ジャーナリスト/イエール大学教授。20世紀のアメリカを代表する外交戦略家および地政学者。カリフォルニア大学で博士号取得後、イエール大学の国際学部主任教授、国際研究部の初代所長などを歴任。地政学ではユーラシア大陸の周縁部の重要性を説く「リムランド論」を主張したことで有名。第二次大戦勃発直後に地理学の分析を元にして「将来は日・独との同盟が必要になる」と主張して、当時の米国内で激論を巻き起こす。アメリカの冷戦期の「封じ込め政策」の創始者と言われ、現在のアメリカの世界戦略理論の基礎を作る。1943年にガンのために49歳の若さで死去

奥山真司[オクヤママサシ]
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学卒業。現在、英国レディング大学大学院戦略学科博士号課程に在籍中。米国地政学研究家、国際平和協会主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shin

7
再読。マッキンダーがざっくりと示した世界の構図を、第二次世界大戦中という時代背景に即して精緻化した理論の概要。ハートランドの周辺に位置する「リムランド」を支配するものがユーラシアを制し、ユーラシアを制するものが世界の運命を制する、という警句は、その後のアメリカの戦略形成のバックボーンとしてしっかりと受け継がれている。解説で強調されているように、真珠湾攻撃直後に「将来は日本と組まねばならない」と主張したスパイクマンの先見性には驚かされるし、物量で負けたと言われる戦争に理論でも全く負けていたことがよく分かる。2011/11/12

K.C.

4
第二次世界大戦を終える前に亡くなった地政学の大家の著作。ホームランド・リムランドの考え方は今も変わっていないところがなんとも先見の明があるというか。特に中露の位置づけは今も同じ。2019/04/28

柳生宗矩 

2
大戦後再び多極化時代へ戻る等の予測を外している部分もあるが、これはむしろ直後の冷戦期をみればそう思えるだけで米国の一強時代が揺らぎつつある今日その重要性は衰えるどころかますます増している。結局トランプ政権はいかに自国への回帰を唱えようと、好むと好まざるとにかかわらずこの書のリムランド理論に基づいた政策を堅持せざるを得ないだろう。当時の日本が大東亜共栄圏なる侵略の正当化の極致に惑溺していたことを鑑みればいかに先見の明があったかがわかる。2017/06/30

Fumi Kawahara

2
北極を中心にして、下に北米大陸、上にユーラシア大陸を置くと・・・あぁ、民主主義国の「感情」ほどやっかいなものはなし・・・北半球に重要な地域が偏ってるってわかってても、日英同盟に反英感情から「俺もそこにいれてくれ」と言えなかった米国。同じく、四か国条約による日英同盟破棄で「英国に捨てられた」恨み節を抱え、第二次大戦前に英国からの同盟復活の誘いを受け入れられず、独逸と組んでしまった日本・・・でも、三国を結ぶと・・・ぐるっと北半球を囲んじゃうんですねぇ・・・(当時、インド~南シナ海は英国、そこから極東は日本)2013/08/28

maki

2
好むと好まざるとに関わらず日本は歴史の表舞台に登場する運命だった。そのような位置にわが国はあるのだと感じた。2011/11/25

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