内容説明
ドイツ連邦軍総監・NATO軍事委員会議長としてヨーロッパの平和を追求した軍人の回顧録。敵対関係にあった西側と東欧諸国が10年の短期間になぜ協力関係・同盟関係を作れたのか国際社会において同じような運命をたどったドイツから日本が学べることは何か。
目次
第1部 ヨーロッパの和解と軍人の貢献(かつての敵が友人となる;友好関係の試練;ドイツの統一―国家人民軍の解体と吸収;ロシア人は来て、そして去った―ソ連軍の撤退;ポーランドを得てロシアを失う―NATOとロシア;軍人とヨーロッパの和解―ドイツの貢献;同盟は橋を架ける―NATOの拡大;微妙な任務―イスラエルとの協力;防衛任務と国際貢献;新しい兵士の役割)
第2部 不確実な世界における平和への道(移行過程における危機対処;平和のための機構)
著者等紹介
ナウマン,クラウス[ナウマン,クラウス][Naumann,Klaus]
退役大将、博士。1939年生まれ。1991年ドイツ連邦軍総監、1996年NATO軍事委員会議長。2001年ドイツ・クラウゼヴィッツ学会会長(2004年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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