内容説明
いまマーケティングに問われている課題はなにか?―マーケティング研究60年のキャリアを持つ著者が戦後日本の歩みとマーケティングの変遷を通してマーケティング倫理を確立することの重要性を提言し、これからの日本のマーケティングのあり方を問う。
目次
第1章 マーケティングの課題と提言
第2章 日本におけるマーケティングの成立とその諸相の理論
第3章 マーケティングにおける空間プロジェクトと「場」の論理
第4章 企業の市場戦略に転機
第5章 エリア・マーケティングの新しい方向性
第6章 マーケティング倫理の確立とこれからの経営
第7章 行動空間へのマーケティング
第8章 生活・全領域への今日的関心とマーケティング
第9章 経営における心理学的問題
著者等紹介
室井鐵衛[ムロイテツエ]
昭和19年慶應義塾大学経済学部卒業。昭和22年株式会社時事通信社入社。昭和30年社団法人中央調査社出向、実施部長。昭和36年株式会社大広入社、マーケティング本部長、常務取締役、顧問。昭和55年千葉商科大学商学部教授。昭和61年東京国際大学商学部教授。平成6年株式会社宣伝会議取締役会長。平成10年社団法人海外と文化を交流する会会長。商学博士。昭和53年から中小企業振興事業団需要調査委員、東京商工会議所地域商業活性化委員、千葉県公衆浴場入浴料金等協議会委員長、中小企業庁大企業進出影響調査手法研究委員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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