内容説明
「近代海洋戦略思想の父」コーベットの海洋戦略論を詳細な用語解説・注釈で読む!コーベットの海洋戦略は、第二次世界大戦後から実用的なドクトリンに受け入れられ、今やマハンに代わる影響力を与えている。
目次
『海洋戦略のいくつかの原則』(戦争の理論的研究―その使用と限界;戦争の理論;海軍の戦争の理論;海軍の戦争の実行)
解題 評価されなかった学者戦略家コーベット(コーベットの海洋戦略・戦術思想;コーベットを受け入れなかった日本海軍;コーベット書誌;その他の書誌)
著者等紹介
高橋弘道[タカハシヒロミチ]
戦略(海洋戦略)研究家。1945年生れ。1969年同志社大学法学部法律学科卒業。同年海上自衛隊幹部候補生学校入校、以後艦艇乗組、京都産業大学大学院国際政治学研修、海上自衛隊幹部学校指揮幕僚課程修業、幹部学校国際法研究員、海上幕僚監部法務課員、防衛研究所戦史部員、統合幕僚学校特別課程修業、海上自衛隊警務隊司令として退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てっき
1
以前から読もう読もうと思って積んでいた本。コーベットの思想についてはその概観だけは知っているつもりであったが、やはり直接中身を読むと自分の認識の浅さを痛感させられた。特にマハンと対比されがちな氏だが、実際のところ、海洋戦略という点では重複しているかもしれないが、それ以外の点では比較の対象にならないのではないかと考える。おそらく、コーベットの主たる対象は海洋戦略を担う国家及び統合された軍全体であり、海洋戦略すわ海軍戦略と定義しているマハンとは毛色が違い過ぎるのではないかと感じた。2021/02/13
namith
0
あまりに強烈な翻訳のため、途中で読了を断念。2012/11/11
nakaji47
0
内容はともかく翻訳が…(泣)2009/06/05