内容説明
エア・パワー発展の歴史から日本の安全保障に与えてきた影響、21世紀におけるエア・パワーの役割と日本の国家戦略までグローバルな視点で多角的に分析した論文集。
目次
第1部 二〇世紀の戦争とエア・パワー(日本の戦争とエア・パワー―歴史的視点から考えた今日的インプリケーション;エア・パワーの最初の世紀と技術、文化、その軍事的有用性;エア・パワー―その信仰の落とし穴)
第2部 エア・パワーの誕生と発展―一九〇〇~一九四五年(エア・バワーの誕生と発展―一九〇〇~一九四五年;日本におけるエア・パワーの誕生と発展―一九〇〇~一九四五年;日本陸軍の軍事技術戦略とエア・パワーの形成過程)
第3部 今日のエア・パワー―一九四五~二〇〇〇年(米国とエア・パワー;日本のエア・パワーを評価する―軍事上の問題点提起)
第4部 エア・パワーの将来―二〇〇〇年~(二一世紀におけるエア・パワーの役割;新しい戦争の時代におけるエア・パワーの役割;エア・パワーの役割をめぐる理論的考察;エア・パワーの将来と日本の国家戦略;組織が創造する知識としてのドクトリン―航空自衛隊におけるエア・パワー・ドクトリンを中心として)
著者等紹介
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛庁防衛研究所企画室研究調整官(兼)戦史部第1戦史研究室主任研究官。獨協大学およびロンドン大学教養課程(ICC)卒業、ロンドン大学SOAS大学院修了(修士)、同KCL大学院修了(修士)。ロンドン大学LSE博士課程中退、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学KCL名誉客員研究員。防衛研究所助手を経て、2000年から現職
マーレー,ウィリアムソン[マーレー,ウィリアムソン][Murray,Williamson]
オハイオ州立大学名誉教授、米海軍大学校客員教授。エール大学卒業、空軍士官として東南アジアに従軍した後、同大学院博士課程修了(Ph.D.)。エール大学歴史学部助教授を経て、1995年までオハイオ州立大学歴史学部教授。その間、ロンドン大学LSE客員教授、米海兵隊大学校教授、米陸軍大学校教授などを歴任。2005年10月まで米防衛分析研究所(IDA)研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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