内容説明
世界と日本の企業・組織のトップはどうやって勝ち抜いてきたか。成功と失敗の事例を満載。「孫子」13篇を使ってマネジメント戦略を徹底分析。
目次
序章 孫子のアウトラインとネット時代(孫子のアウトライン;孫子の時代的背景と戦争形態;企業のグローバル競争とグローバル情報ネットの時代―経営のパラダイム・シフト(情報・グローバル・スリム・スピード時代の到来))
第1章 孫子と二十一世紀のマネジメント(「始計」篇―国家の意思決定と闘いの要諦;「作戦」篇―国軍の作戦教義と戦争経済論;「謀攻」篇―不敗必勝の外交・軍事戦略論(覇者への政戦略) ほか)
第2章 孫子と二十世紀のマネジメント(一九〇〇年代初頭のマネジメントと孫子(一九〇〇~一九二〇)―科学的管理と分業による大量生産時代の到来
一九二〇年から第二次世界大戦までのマネジメントと孫子(一九二〇~一九四〇)―経営組織と人間工学による改革の時代
第二次世界大戦から戦後二〇年のマネジメントと孫子(一九四〇~一九六〇)―大量生産の拡大と大量販売時代の到来 ほか)
著者等紹介
黒川雄三[クロカワユウゾウ]
1945年生まれ。防衛大学校卒、防衛研究所一般課程(安全保障)修了。防衛大学校指導教官、陸上自衛隊第二師団調査部長、防衛庁陸上幕僚監部防衛部員・調査部員・調査部班長、陸戦学会理事などを歴任。元陸将補。防衛庁在職間に発生した阪神淡路大震災時には、伊丹駐在の800名の部隊を指揮し、最も早く出動して注目された。退官後は、セキュリティ関連の事業所のマネジメントを業とする傍ら経営戦略の研究に取り組んでいる。滋賀県守山市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。