内容説明
なぜ日米関係は悪化の一途をたどり、真珠湾攻撃という最悪の事態になってしまったのか?『暗黒大陸中国の真実』で中国の本質を喝破したタウンゼントは、日米開戦直前に、アメリカの対アジア外交の内側に「日米を戦わせたい」という狡猾な勢力の意図が潜んでいると断言する。
目次
ラジオ講演 中国大陸で戦争中の日中両国について
ラジオ講演 戦争話は関係修復を阻害するだけである
中立に中途半端はありえない!
ラジオ講演 日本はアジアでアメリカに対して門戸閉鎖をしたか?
アジアにアメリカの敵はいない!
憎悪の高い代償
国際紛争を求めて平和を望まぬ者たち
著者等紹介
タウンゼント,ラルフ[タウンゼント,ラルフ]
1900‐1975。アングロサクソン系アメリカ人。コロンビア大学卒。新聞記者、コロンビア大学教師を経て国務省に入る。1931年上海副領事として中国に渡り満州事変に伴う第一次上海事変を体験。その後福建省の副領事。その時の体験をまとめ『暗黒大陸中国の真実』を出版。1933年帰国。外交官を辞め、大学講師、著述と講演活動に専念。親日派の言論を展開したため、真珠湾攻撃後は1年間投獄される
田中秀雄[タナカヒデオ]
1952年福岡県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家。台湾研究フォーラム、日韓教育文化協議会、軍事史学会、戦略研究学会等の会員
先田賢紀智[サキタケンキチ]
1955年鹿児島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1980年より千葉県の県立高等学校英語科教諭。アメリカ、イギリス、中国、韓国、東南アジア諸国に渡り、近現代史を研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumi Kawahara
アブストラ
-
- 洋書
- JUSTICES