内容説明
エア・パワーが備えた能力を理論的に考察するとともに、歴史研究の立場からその有用性を検討する!ライト兄弟の初飛行100周年を記念して気鋭の研究者10人による本格的な学術研究書。
目次
第1章 エア・パワー―その過去、現在、将来
第2章 ドゥーエの戦略思想
第3章 戦略爆撃思想の系譜
第4章 海軍におけるエア・パワーの発展
第5章 第二次世界大戦までの日本陸海軍の航空運用思想
第6章 自衛隊のエア・パワーの発展と意義
第7章 一九四五年以降のアメリカのエア・パワー
第8章 実戦に見る現代のエア・パワー―湾岸戦争とコソヴォ紛争
第9章 弱者にとってのエア・パワー
第10章 ドクトリンの意義とその概念に関する考察
著者等紹介
石津朋之[イシズトモユキ]
防衛庁防衛研究所戦史部第1戦史研究室主任研究官。独協大学およびロンドン大学教養課程(ICC)卒業、ロンドン大学SOAS大学院修了(修士)、同KCL大学院修了(修士)。ロンドン大学LSE博士課程中退、オックスフォード大学大学院研究科修了。ロンドン大学KCL名誉客員研究員。防衛研究所助手を経て、2000年から現職
立川京一[タチカワキョウイチ]
防衛庁防衛研究所戦史部第1戦史研究室主任研究官。上智大学卒業、同大学院修了(修士及び博士)。国際関係論博士。防衛研究所助手を経て2000年から現職
道下徳成[ミチシタナルシゲ]
防衛庁防衛研究所研究部主任研究官。筑波大学卒業、ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修了(修士及び博士)。国際関係論博士。防衛研究所助手、第2研究部主任研究官を経て、2004年から現職。2000~01年、韓国慶南大学校極東問題研究所客員研究員
塚本勝也[ツカモトカツヤ]
防衛庁防衛研究所研究部第1研究室助手。筑波大学卒業、青山学院大学大学院修士課程修了。現在、タフツ大学フレッチャー法律外交大学院修士課程在籍中
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purufeido