内容説明
真の「戦略」は大義・理念があって初めて立案できる！西郷隆盛の軌跡と「孫子」を題材に氾濫する戦略論の致命的欠陥を衝く。
目次
第１章 シンガポールに、国家と組織の現実を学ぶ
第２章 島は情報と発想の宝庫
第３章 「仕掛ける」発想は、企業経営の要
第４章 戦略的思考は、人が作る「人のため」の思考プロセス
第５章 西郷隆盛と勝海舟に見る戦略家の実像と原則
第６章 「戦略」の根本は「大義」にあり
第７章 戦略論の進化追求がニューブリッドを求める
著者等紹介
田村文重［タムラフミシゲ］
１９５２年大阪生れ、１９７４年関西大学法学部卒業。１９７７年アーサーアンダーセン会計事務所入社、人事部長等を歴任。１９８９年日本ヒューレット・パッカード（株）入社（当時、横河ヒューレットパッカード（株））、１９９４年ヒューレット・パッカード社（シンガポール）の現地駐在にて提携業務に従事、１９９７年同社を退社、シンガポールにて、Ｋａｚｅ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ Ｐｔｅ Ｌｔｄを設立。経営コンサルティングとして国際提携、日本・シンガポール現地法人設立、日本市場参入調査、経営トップの相談相手に従事。２０００年、経営の傍らＲＭＩＴ（オーストラリア）経営大学院にて国際経営学で修士号を取得（在シンガポール）。２００１年２月より、シンガポール日本語ラジオ放送番組「ビジネスパイロット」（ＦＭ９６．３）でパーソナリティ、２００２年１０月より、ＢＳＣ日本短波放送第一放送番組（現ラジオＮｉｋｋｅｉ）「社長シリーズ」パーソナリティを務める。２００４年６月より本書原作の日本映画制作に参画。２００４年７月よりフー博士のハリウッド映画を企画開発に参画。Ｓｉｎｇａｐｏｒｅ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ ｏｆ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ会員、Ｄｒ Ｆｏｏ Ｃｈｅｃｋ Ｔｅｃｋ（孫子研究）日本代表。Ｊｐｌｕｓ「連載社長学」掲載中
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