内容説明
外柔内剛の服部卓四郎、外剛内剛の辻政信。ノモンハン事件、マレー作戦、ガダルカナル攻防戦などで辣腕をふるった二人の参謀の功罪は…?軍中枢にあって戦争遂行の原動力となった二人に対する戦後の厳しい批判に対し、大本営陸軍部作戦課で行動をともにした著者が明らかにした真実の人間像。
目次
第1部 服部卓四郎と辻政信(第二次世界大戦の警鐘;大東亜戦争の発動;太平洋戦線急迫す ほか)
第2部 服部卓四郎(戦場における連隊長としての服部;戦後の服部)
第3部 辻政信(関東軍参謀時代;支那総軍参謀時代;辻政信ビルマ戦線で活躍す ほか)