内容説明
水耕栽培が実用化されて４０年近くなります。作物生産方法の一つとして、水耕栽培はもはや不可欠な分野になっています。この本は第１章の総論の部で、水耕栽培で一番大切な各作物の診断法と、植物体の栄養状態を知るための葉分析や汁液診断法を述べてあります。さらに従来の水耕では重視されなかった養分吸収特性と培養液の診断学も入れました。第２章の各論では、栽培マニュアルを述べています。
目次
第１章 水耕栽培総論（地上部の健康診断；培養液の管理；培養液の診断）
第２章 水耕栽培各論―水耕栽培マニュアル（施設草花〈花き〉の水耕；施設野菜の水耕；施設花樹の水耕）
第３章 ２１世紀の水耕栽培（健康産業分野における水耕栽培；建設関係における水耕栽培；教育関係における水耕栽培；地熱・温泉熱・廃湯・廃熱利用の栽培；外食産業分野における水耕栽培）
