内容説明
毎日食べる野菜。野菜は,いつのころからか単なる“商品”になってしまいました。しかし、野菜は私たちの胃袋を満たし、健康な身体を体つ“食べもの”です。単なる商品になってしまった野菜は、おいしさも滋養も危うくなっています。“食べもの”として扱われる野菜は、本来のおいしさと滋養を回復します。いま、東京・新宿の八百屋たちは、商品を売るのではなく、「食べものとしての野菜を商売する八百屋さん」へと歩み出しました。“食べもの屋”八百屋さんが、野菜のほんとうのおいしさと滋養を探った「野菜と商売の教科書」です。
目次
第1章 なぜ八百屋が勉強しなければならないか
第2章 おいしい野菜を選ぶ法
第3章 野菜をおいしく食べる法
第4章 ザ・新宿の八百屋さん―八百屋の野菜食べ比べ勉強会
第5章 “食べもの屋”八百屋さんの誕生―野菜を単なる商品から“食べもの”へ
資料 淀橋野菜を識る会「野菜食べ比べ記録」



