内容説明
本書は、筑波大学大学院において1998年度博士論文として受理された「ドイツ語圏のスポーツ運動学をめぐる科学論争の展開に関する研究」を一部修正してまとめ直したものである。
目次
1 スポーツ運動学の展開(19世紀以降の運動研究の動向;スポーツ運動学の成立と展開;総合科学としてのスポーツ運動学の構想)
2 運動研究の現状と課題(構成的アプローチとその問題性;運動指導をめぐる諸問題)
3 スポーツ運動学の現状と課題
研究資料「浮き」の現象に関する運動モルフォロギー的考察(スポーツにおける高さ;体操競技における技の高さに関する諸問題;後方棒上宙返りにおける浮きの現象)