内容説明
婦人之友の創設者、羽仁吉一・もと子夫妻の熱い思いは一九二六年、「婦人之友」の座談の会となって誌上を飾るようになりました。一九五五年迄、世の識者、そして読者との語らい、その数は二百有余に及びます。その中からこの度、三十篇を選んで上・下巻に分け、下巻には一九三六年からの一八篇を収めました。
目次
家庭及び家族を語る―一九三六年十一月
「曖昧」を語る―一九三七年二月
型を破る―一九三八年十一月
新日本の行くべき道―一九四五年八・九月
「自由」を語る―一九四六年一月
平和をつくる―一九四六年六月
世界に平和と美を求めて―一九四七年五・六月
世界平和への一つの道―一九四七年十二月
大学教育を語る―一九四八年六月
「平和」を語る―一九四九年八月〔ほか〕
著者等紹介
羽仁吉一[ハニヨシカズ]
1880年(明治13)5月1日山口県佐波郡三田尻村に生まれる。1900年(明治33)報知新聞社に入社。1901年(明治34)松岡もと子と結婚。1903年(明治36)「家庭之友」を創刊。1906年(明治39)「婦人之友」に改題。1913年(大正2)「子供之友」創刊。1921年(大正10)自由学園を創立。1930年(昭和5)婦人之友愛読者の会「友の会」を創立。1955年(昭和30)10月26日神奈川・二宮友情庵にて急逝
羽仁もと子[ハニモトコ]
1873年(明治6)9月8日青森県八戸市に生まれる。旧姓松岡。1897年(明治30)報知新聞社に入社。日本初の婦人記者となる。1901年(明治34)羽仁吉一と結婚。1903年(明治36)「家庭之友」を創刊。1906年(明治39)「婦人之友」に改題。1913年(大正2)「子供之友」創刊。1921年(大正10)自由学園を創立。1930年(昭和5)婦人之友愛読者の会「友の会」を創立。1957年(昭和32)4月7日東京・南沢自宅にて逝去
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