内容説明
強欲都市ヴェルゼンハイムをわが物顔で支配する一族、その名も―マスケイン一家。跡継ぎであるディクセリオは“マスケイン一家の暴児”として恐れられていた。しかし、ヴェルゼンハイムは一夜にして滅んでしまう。それも一台の“端末機”が原因で…。ディクセリオは死んだ。いや、死んだはずだったが、気づくとなぜか放浪バスで旅をしていた。隣にはジャニスという謎の女がいる。彼女は言った。殺してほしい人がいるの、と―。殺してほしいのは、あの男、リンテンスか。
著者等紹介
雨木シュウスケ[アマギシュウスケ]
第15回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作『マテリアルナイト 少女は巨人と踊る』(富士見ファンタジア文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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