桜庭一樹日記―BLACK AND WHITE

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784829176108
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

そこにあるのは、偽りなき作家・桜庭一樹の日常の100%。ライトノベル作家として活躍しながら、その後着実に作品を発表し、さまざまなフィールドへと活躍を広げていった一小説家のWeb日記ともいえる。が。が、しかし。空手を愛し、サンボマスターを愛し、映画と小説と―もういろいろなものがおもちゃ箱のようにいっぱいつまった爆笑日記ともいえる、し。でも、本当は世界の涯(新宿二丁目)であがきながら、疾走し、物語を紡ぎ続けた、ある作家の日々の営みの記録である。

目次

2004年9月のこと
2004年10月のこと
2004年11月のこと
2004年12月のこと
神様ママとわたし―いちばん最初の最悪の神について
2005年1月のこと
2005年2月のこと
2005年3月のこと
2005年4月のこと
2005年5月のこと〔ほか〕

著者等紹介

桜庭一樹[サクラバカズキ]
小説家。ライトノベル・ジュブナイル・一般文芸とフィールドの垣根を跳び越えて活躍中。ジャンルもSF、ミステリー、青春小説と多彩な作品を世に送り出し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

66
読書日記を読み終えたので続けてこちらも。まだライトノベル作家桜庭一樹であり、一人称が「俺」の桜庭さんであった時代。本が売れなくてしょぼーんとしてみたり、そわそわしてみたり、戦ったり、喋ったり、飲んだり飲んだり飲んだり……。あんまり読んでいる話が出てこないけれど、きっと裏では沢山読んでる。そしてこういう事の全てが彼女の血肉になっているのだろう。まだ編集者さんがそんなにいないので、友人達がひたすらに沢山登場していてしかもその人達が悉く仕込みの様に面白おかしい。今は姿形もないBDKさん。今はどうしているんだろう2015/11/28

hiro

56
桜庭初期の代表3作を読破中に図書館の書棚で見つけ借りた。この本は桜庭一樹オフィシャルWebサイトの2004年9月開設から2005年12月までの日記をまとめたWeb日記なので、気取らない言葉で書かれており、直木賞を受賞する前の作家(この本ではラノベ作家という言葉が多き出てくるが)桜庭さんの普段の生活(酒と空手とサンボマスターを愛し、新宿二丁目に住む夜型人間)が見える。小説家、読書家としての場面が少なかったので、他のエッセイも読もうと思う。ただ、占いでチェックするのが今月のラッキーマッスルとは驚いた(笑)2011/11/28

ちょん

16
ちょっと変わった人だと思っていたが、なんとかわいい女性なんだろう。サンボマスターに空手を愛してやまないのに、自身のサイン会でき緊張しすぎるなんて。ギャップ!!時々落ち込んでたくさん泣いて植毛したばかりのつけまつげを紛失したり、実印の収納場所を忘れて部屋中探しまわったり。とっても楽しく桜庭さんの日常を教えていただきました。これからもナイスキャラでお願いします。2012/02/08

れいぽ

16
最初の方の一人称「わたし」が初々しい桜庭さんWeb日記。空手の話、面白いな~。師範のつきぬけぶりがツボですw職業:旅人の友人などなど、桜庭さんの周囲にはヘンテコな人がいっぱいいて賑やかですね~★「読書」日記にくらべると、こちらはプライベート中心。脳内キムタクとの会話や「白」の摂取に励む話とか、桜庭さんの素が垣間見れて面白かったです!2011/08/06

14
2004年9月〜2005年12月のウェブ日記を書籍化したもの。まだ桜庭さんが「ライトノベル作家」だった時代の日記でとても興味深く読んだ。読書日記の本なし版のような感じで、やはり面白い。そしてなんだかゴシックを読み直したくなった。2013/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/546052
  • ご注意事項

最近チェックした商品