内容説明
平成11年より15年までの作品354句を収める第九句集。記紀・万葉以来、歴史と風土に恵まれたふるさと古志の国をくまなく訪ね、草莽の詩情を格調高く詠う。百二歳の母、絶滅の朱鷺、そして四季の花鳥など、生きとし生けるものたちへの大らかないのちの賛歌。
目次
平成十一年(56句)
平成十二年(52句)
「母の章」(20句)
平成十三年(61句)
平成十四年(118句)
平成十五年(47句)
著者等紹介
斉藤美規[サイトウミキ]
本名、克忠(まさなを)。大正12年12月6日、現住地に生まれる。昭和17年、「寒雷」入会、加藤楸邨に師事。39年、暖響作家(同人)。50年、第7回清山賞(「寒雷」)受賞。56年、糸魚川市で「麓」創刊主宰。56年、第28回現代俳句協会賞受賞。現代俳句協会顧問、日本文芸家協会会員
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