出版社内容情報
俳祖宗鑑・守武から芭蕉およびその門人まで、75名の作品582句を鑑賞。作品を最高のものたらしめる読み方が鑑賞の基本姿勢であるという著者は、有名無名句の急所長所を簡潔に指摘し、俳句の本質とその新しみとを示す。博識多感な俳文学者が明晰な文章で古典俳句の世界を鮮やかに蘇らせた名著。
内容説明
俳祖宗鑑・守武から芭蕉およびその門人まで、75名の作品581句を鑑賞。作品を最高のものたらしめる読み方が鑑賞の基本姿勢であるという著者は、有名無名句の急所長所を簡潔に指摘し、俳句の本質とその新しみとを示す。博識多感な俳文学者が明晰な文章で古典俳句の世界を鮮やかに蘇らせた名著。
目次
山崎宗鑑
荒木田守武
武田元理
豊臣秀吉
大村由己
細川幽斎
松永貞徳
野々口立圃
松江重頼
斎藤徳元〔ほか〕
著者等紹介
乾裕幸[イヌイヒロユキ]
昭和7年1月19日、和歌山県生れ。高野山大学文学部卒。卒業論文「西山宗因の俳諧」。親和女子大学文学部、帝塚山学院大学文学部、関西大学文学部教授等を歴任。著書に『ことばの内なる芭蕉』(文部大臣奨励賞)がある。平成12年5月、膵体尾部癌のため入院。同年9月22日、永眠。六十九歳
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