内容説明
芭蕉から現代の精鋭まで104名。俳句は、よりよき理解者を得てはじめて名句となる。選句と鑑賞批評に卓越した眼識をもつ著者が、豊かな実作体験に基づいて名句誕生の秘訣をさぐり、自然詩・人生詩としての俳句の魅力を平明に綴る名句案内の書。
目次
芭蕉『おくのほそ道』の十句
冷し物
蕪村この一句
白雄と一茶
子規の写生の深さ
夏目漱石の一句
飯田蛇笏の論理構造
抒情と知性―渡辺水巴
外光色から音色へ―水原秋桜子
雪解雫の伽藍―阿波野青畝〔ほか〕
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