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内容説明
「ずいぶん楽しかったみたいだね、いのり~」桃原グループの御曹司・桃原誓護は、最愛の妹・祈祝のためにフルート教室を訪れていた。相変わらず妹を溺愛する誓護。そこを紹介してくれた誓護のクラスメイト・折笠美赤の眼差しもかなり冷たい…。とはいえ彼女のおかげでいのりを喜ばせることができて満足の誓護だったが、その美赤の前に新たな教誨師・ギシギシが現れた!教誨師が現れたと言うことは、美赤は罪人!?そんなバカな!?美赤の無実を確信する誓護は、彼女を護ってギシギシと対決する―。一方、教誨師・アコニットも『不自然に劣化したフラグメント』を調査するため、再び現世に姿を見せていた。しかし、誓護が美赤とともに行方不明に!アコニットは微かな手がかりを辿り、誓護の行方を捜すが…。冥府より遣わされし使徒が、絡んだ謎を一つに紡ぐ、スリリングな猛毒のネオ幻想奇譚第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
東西
2
キャラ同士の遭遇は都合の良すぎる展開ばかりだけど、冤罪に巻き込まれた友人を教誨師から守りながらの推理ということで、前回同様緊迫感があってよかった ただ、解決がアコニットの権力を使った力技だったのがちょっと残念2012/08/05
shimo1108
1
ある音楽家二名の亡くなった二つの事件のお話。冤罪と思われる相手に烙印を押そうとする教誨師の追跡などをかわしつつ真相を追っていくあたりの緊迫感というのが良かったのではないかと思います。しかし…教誨師さんらは執行するだけの役割ではあるのでしょうが、もうちょい頑張れよーと2011/10/31
higurashi
1
1巻を読んだのが何年前、というレベルなので設定を思い出しながら読んだ。1巻はボロクソに言った記憶があるんだが、この巻は普通に面白かった。主人公もアコニットも他人を気にかけるようになったからだろうか。2011/09/17
月雨あずき
1
一巻と比べてオチがなんとなく読めた・・・というか中盤でこうなるかと思ったことが当たってしまった。けど、相変わらずテキスト面白いし、構成もいいし、アコニット可愛いし(*´д`*)2010/11/28
コリ
1
アコニットのデレにニヤニヤ(笑)2010/11/01