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内容説明
『バーチの目的はドルーシア銀行の金塊。アラン・レイ高校からの侵入が考えられる』。始まりは匿名の投書だった。真偽を確かめるべく、助手のリッツと一緒にアラン・レイ高校へ潜入する名探偵マルタ・サギー。しかし、彼は悩んでいた。臨時講師の依頼を受けて高校に来ていたマリアンナ・ディルベルタさん。彼女が話す姿を見ていると、息も上手くできない。口から心臓飛び出しそうだし。「これ、恋なのかな?」一方、怪盗ドクトル・バーチの本来の姿であるマリアンナ・ディルベルタは、上機嫌だった。あの少年探偵は、どうやらマリアンナへの好意を自覚し始めたらしい。「いやだなぁ、ときめくじゃないか」。そして迎える“ドルーシア銀行襲撃予告”の日。恋を感じる2人の気持ちとは関係なく、“事件”は起こり、カード戦争の状況も変化する―。異世界ハイブリッド・ミストリー、恋の甘さと苦さを味わう第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご。
4
図書館本。 シリーズ四作目。 ミステリとして謳われられてる作品だけど、実質明るいファンタジーだな、と捉えていたので、ここにきて展開がこんなに重くなるとは思わなかった。2021/07/27
まろりん
3
いやあああああ!!!!3巻でなんかケーキと花束を買って帰ると車にひかれるフラグ的なものを感じてはいたんだけどさ…(涙)この作品はこの巻以降の展開も読むと全体的な評価を変えざるを得ない。カード戦争委員会の淡々とした非情さがまじ怖い。とりあえずここで中断すると寝れないので続きもすぐ読みます。2014/06/13
かまかり
3
まじで。最初は高校潜入編やったーとか思ってたのに、最後はそれまでが吹っ飛ぶくらい切ない。涙こそキリキリで出なかったものの鼻水が止まらない。読んでるだけで心が折れそう。今回はアウレカの出番がなかったので5巻での活躍を期待。2012/03/16
しゅがー
2
嬉しそうに「ビンゴ!」って言うマルタが可愛い。確かに1回言ってみたいかもw バーチに恋の相談しちゃったりして和んでいたら、えええええええ!?2013/12/21
佳蘋(よし)
2
再読。実に不意打ちでした。まさかここで急展開だとは恐れ入りました。2012/11/17