- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 富士見
内容説明
この広い世界にひとり。それは筆舌に尽くしがたい恐怖だ。互いを失った瞬間に、世界から孤立する。―あの子をそんなふうに残していくわけにいかない。それだけが、全てだった。それが、全ての始まりだった。双子の妹ハナをアラタに預け、姿を消したウミ。それと同時に村を襲い始める奇病。血から血へと感染し、保菌者の意志で人々を操る病。そして、それを広めているのはウミ。だが、一体なんの為に?アラタの兄で村の神父見習いエイトは、ウミを狩るため、少女が潜伏している収容所へ村人と共に襲撃をかける。それを阻止しようとするアラタとハナだが―!アラタとエイト。ハナとウミ。二組の兄弟の行く先に待つものは…。ヒドラ―それは、永の別れを告げる白銀。
著者等紹介
吉田茄矢[ヨシダカヤ]
東京都在住。ゲーム会社勤務を経て、「BAD×BUDDY」シリーズで小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。