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内容説明
世の中、理不尽なことが多すぎるわ!山鹿善行こと、人跡未踏のいかさま弁護士がTV出演ですって!?純情可憐でカメラ映りもバッチリな超絶美少女のこのあたし、皐月伊予様をさし置いてあーんなダメ人間を出すなんて良識を疑うわよ。このまま、善行のハッタリと三段論法を公共の電波にのせたりしたら、お茶の間は阿鼻叫喚に包まれるに決まってる。ここはあたしが正義の鉄槌をふるうしかないわね!山鹿TVデビューを阻止すべく、暴走中学生・皐月が暗躍する!?「とある共産主義者の理不尽な日々」ほか、今回も過激すぎる物語が集結!『タクティカル・ジャッジメント』短編集第3弾、日本の平和を乱します。
著者等紹介
師走トオル[シワストオル]
埼玉県在住。『タクティカル・ジャッジメント』で第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選に選ばれる。同作にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほにょこ
1
★★★☆☆ かまってちゃんじゃなくてかまつかちゃんの話は前巻で終わりかと思ったらまた出てきました。今回も高校に講義に行ったりテレビ出演の話が来たりと色々やってます。最後は影野探偵の事件簿。悲しい最後でした(笑)。2020/08/14
はつかねずみ
1
再読。 出張講義や皐月回に見せかけた行列のできる~のパロディ回等の中、最後の影野が山鹿に借りを作ったという事件の話はなかなか面白かった。 きっとこのお嬢様は今回と同じ手段をもって影野と駆け落ちしていたとしても本当に幸せだったんだろうとは思うものの、社会的立場の差とかも考えれば実家から認められずに勘当となるか、影野自身が会社勤めになってたかのどちらかだったんだろうなとも。 しかし、影野の時はお嬢様自身から聞かされていた妹をはじめ、誰もが駆け落ちの可能性を考えてなかったのはちょっとだけ違和感……。2016/01/28
K-Wing
0
短編はイロモノ臭がヒドイな。 2013/06/24
藤森涼輝
0
本シリーズ1巻から伏線の張られていた影野の過去話を収録。タイトル通りにハードボイルドな作風が素晴らしい。2018/06/24
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