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内容説明
「アカネ・オミナエシ。イッシン・ダイチの付き人…それとも恋人かしら?」茜をみつめ、“女王”が微笑む。「あたしをどうするんです?」女王を見上げる茜。「別に」再び微笑む女王。その表情は、獲物をいたぶる猫のように、茜には見えた―。大量に発見された外国人の遺体。それは、日本に大規模な臓器ブローカーが存在することを示していた。一心、玲は、事件にユーロ・マフィアが関係していることを知る。組織の頂点にたつのは“女王”。彼女は、横浜港に停泊中の豪華客船エカチェリーナ二世号にいる。一心らは、客船に乗り込むのだが…。最後の戦いに挑む、一心、茜、ニコル、そして玲。魂のラストステージ、開幕。
著者等紹介
南房秀久[ナンボウヒデヒサ]
第6回ファンタジア長編小説大賞最終選考作「黄金の鹿の闘騎士」でデビュー
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