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内容説明
札幌西北高校のマジメな美人教師・音無素子(25歳独身)には、誰にも言えない秘密があった。それは、生徒の両親の借金を肩代わりするために始めたギャンブル…。軽い気持ちで非合法カジノに足を踏み入れた彼女を待っていたのは、屈辱感と一千万の借金!自らハマりすべてを失った音無は、ワラをもすがる思いで、“性格腸捻転”の異名を取る教え子・国定ヒロトを頼る。ヒロトは、抜群の勝負カンと芸術的なスキルを併せ持つ高校生ギャンブラーだったのだ!彼女はヒロトの口から、彼が持つという伝説の賭博師“バクト”が残したギャンブラー垂涎の奥義書「ダランベール黙示録」の存在を聞かされる。しかもヒロトには、「ダランベール黙示録」を手に入れようと名うての賭博師たちが迫っていた―。音無とヒロトはすべての借金をチャラにする大逆転を狙って、希代の賭博師、通称“円盤王”に一世一代の大勝負を挑む!第4回富士見ヤングミステリー大賞受賞の、斬新なギャンブル・ミステリーが新風を吹き込む。みんな見てくれ!これがバクチだ。
著者等紹介
海冬レイジ[カイトウレイジ]
『バクト!』で第4回富士見ヤングミステリー大賞を受賞しデビュー。北海道在住。1月8日生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kiji
2
★2。ギャンブルは好きなのでその点ではまあ面白かったですが、いろいろ詰め込み過ぎな内容でした。ミステリ文庫(今はなき)なので無理矢理ミステリにしたという印象です2013/07/24
真林
0
賭博モノというラノベにしては現在でも珍しい切り口。愚鈍な先生を小馬鹿にしつつも博打では無双してなんだかんだ助けてあげるというツンデレ主人公。婉曲な展開が目立ち、もうちょっと話の構成をスッキリしたものにできなかったのかなと感じましたが、博打は先が見えないから面白いんですよね。だからこそ主人公が無双し続けるならそれはそれでまた問題になりそうです。2015/07/19
鑑真@本の虫
0
賭博もの、という事で身構えましたが、まあまあ面白かったです。ただ、先生が頭悪すぎて、序盤イライラ気味。もらったので五巻までは読んでみます。2012/08/07