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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じお
11
★★★★★+★★★★★ 再読。とうとう<王国>に足を踏み入れた梓達、景のもとに辿り着こうとする彼らの前に三人の悪魔が立ちはだかる、敵手を前に、水原が、甲斐が、千絵が、そして梓がそれぞれの思いを貫かんと声を上げる、夜の終着と未来への希望を描くシリーズ完結の第7-2巻。面白かったです、個人的評価値限界突破のファイブオーバーの出来栄え。ストーリー的な熱さや燃えは、前巻がピークだった気もしますが、今巻は最終だけあって色々な決着がつき、それが読み手に色々な感情をもたらしてくれる。→2025/05/30
晦夢
4
完結。綺麗に終わったけれども、女王が可哀想すぎる。俺はああいうキャラが好きです。ヒロインは景って事でいいよね。甲斐のかっこよさは異常。2014/04/22
コリエル
3
再読。完結巻。夢も現実も、全ては君のものだというキャッチフレーズがこの最終巻にも再び登場するが、女王側にせよ景たちにせよ、どちらもこの言葉の通りに自分たちの思いを通そうとして戦い抜いたんだな。変わっていくことも、変わらないことも全ては相対的で、思いのままに掴みとっていくしかない。あざのさんの長編デビュー作だけど、やっぱDクラが世界観的には一番魅力的かも。2015/07/12
種蔵珪也
1
大団円。このシリーズで甲斐と茜の関係性が一番好きかも知れないと気がついた最終巻。間違いなく両想いなんだよ、でも甲斐は生死掛けるようなギリギリ感ないと物足んないんだろうな。正直3Bの面子が蛇足に思えてきて、印象薄いだけかもしれない。梓と女王の直接対決もなかなか。景は思い出を忘れない限りどんなに苦しくても梓を選び続けるんだろう。女王かわいそうな気もする、負け戦じゃん。千絵と水原はもう水原が尻に敷かれること決定事項なので。梓と景もそれ。そして水原と景は同盟組む。景は梓いればだいたい大丈夫な気がしてしょうがない。2013/11/30
カゲカゲ見習い@ケイケ
0
「王国」の意味を主人公が知ることがこの物語の根幹部分にあった気がします。 幻想的な表現力はこの作者の魅力だと感じましたね。とても面白かったです。一時の物語をありがとう2014/08/04
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