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内容説明
カルト教団ガイア教と巨大企業サイバース社の重役氷川により、悪魔が跳梁跋扈する魔界と化した東京…。すべては“東京受胎”から始まった!新たな闇のヒーロー誕生を描く『サカハギ異聞』、悪魔ネコマタと悪魔オルトロスとの交流を描く『青い目のネコ』、魔界東京を彷徨する橘千晶を描く『訣別のアヴェマリア』、謎の少年に関わった少女の運命を描く『スウィート・スウィーツ・スウィーティー』の4編を収録。超人気RPGの世界を、4人の著者がそれぞれの視点で描き出した、珠玉のオリジナル・アンソロジー!一冊で、メガテンが4倍楽しめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マコト
1
メガテン3は腐った世界を再度作り直すというテーマの話で全体が暗いけど、唯一「青い目のネコ」はそういうメガテンらしさがなかったけどメガテンらしい気もする自分好みな話だった。もちろん、これを読み直すついでに他の話も読んでみて、やっぱりメガテンいいなと思ったけれども。これ以降のシリーズもそれぞれ味があるのに、小説では出ていないので、残念だ。2021/03/27
コウみん
1
来週、リマスター版が発売する記念で関連小説を読んでみたいと思い、最初に読み始めたのがこの本だ。 いろんな作家が2次創作を書いたが、久々にこのゲームがしたくなった気分になった。 あとがきの所にはゲーム用語の説明もあり、もっとゲームの魅力が分かる。2020/10/22
マコト
0
押入れの整理をしていて発掘してきた本。メガテンシリーズはゲームがクリアできないので、このメガテンⅢは小説版を買いあさった記憶があります。2014/03/11
schizophonic
0
吉村夜はスプラッタ描写へのこだわりで、あざの耕平は熱い友情の物語で、甲斐透は一見非道な行いをする主人公の心理を描いて、五代ゆうはイザナミイザナギの物語を援用してと、四者四様のこだわりが感じられて、アンソロジーという形態の面白みを堪能できた。2013/06/22
結城あすか
0
読んだ目的は目的は五代ゆうの『スウィート・スウィーツ・スウィーティー』。作品内容は直接ゲームの物語から派生してる物ではなく、作品設定から沸き起こったイマジネーションを元に作ったプレエピソード的なものって感じで、ゲームのノベライズというより著者がここ近年に出してるホラー短編のタッチの作品って言った方が良いかにょ。2003/06/10