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内容説明
俺の名は山鹿善行。自分でいうのもなんだが、かなり有能な弁護士だ。逆転無罪―この輝ける戦歴を残せるのは、世間広しといえ俺の他にそうはいない。ある日、俺のもとに、1本の電話があった。かけてきたのは水澄雪奈。可愛くて、優しい、俺の幼なじみだ。だが―。あろうことか、その雪奈に殺人の嫌疑がかかっているという。どこのどいつだ?そんなタワケたことをぬかすのは!?雪奈を悲しませる奴は、泣いてごめんなさいというまで後悔させてやる。この裁判、何がなんでも奪うぜ、逆転無罪っ!!第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選作。
著者等紹介
師走トオル[シワストオル]
埼玉県在住。『タクティカル・ジャッジメント』で第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選に選ばれる。その後、同作にて作家デビュー。早朝7時起床、深夜3時就寝で都内某S社に勤務する傍ら、執筆活動にいそしむ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバサ
11
痛快でした。法廷で何でもありな手段で犯人を炙り出す主人公山鹿のやり方は物語だからこそ強く響きました。現実にはちょっと…ですが笑 探偵の影野も優秀でした。キャラの掘り下げが足りてない感じだったのでそこを期待したいですね。2021/02/05
ちくし
7
弁護士先生が殺人容疑の掛かった可愛いはとこを、たすける。頼もしいお方♡。ついでに、真犯人まで証拠としてご提示とは、お見それいたします。 楽しく読ませて頂きました2018/06/01
ほにょこ
3
★★★☆☆ 久しぶりに再読。正に逆転裁判。鮮やかな終盤で読後感がいいです。2020/06/23
はつかねずみ
3
再読。 やってることはほぼ逆転裁判。 ただ、法的にグレーなところも含めた流れの作り方や詭弁を含めた軽快な語り口調等は非常に面白い。 一方、ラノベらしからぬ男女比率はある意味凄いなあと改めて思う。 逆転裁判が好きな人は状況もイメージしやすそうだし、お勧めできるとは言わないけど楽しめるか……もしくは逆転裁判のパクリにしか見えなくなって拒絶反応が出るかの二択かな?2016/01/07
ひかりびっと
3
裁判員制度がまだ始まっていない2003年に描かれた作品。ライトノベルという枠組みで「裁判」を描いたのは恐れ入る。2011/05/26