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内容説明
「コビトワニのグッチ君を見つけだして欲しいんです」ドーベルマンからハリネズミまで、珍ペットなんでもござれの刃狩動物病院に舞い込んだ、これまた珍妙な事件。忙しい父姉に代わり、現場に乗り込むのは、高校二年生の紋太郎と仲間たち「フォート探偵団」だ。UFO、心霊現象など、超常現象(フォーティアン・フェノミナ)を調査し、真の怪奇事件との出会いを渇望する、ちょっとだけ夢見がちな三人組。もはや怖いものなどない!彼らが挑戦する相手はワニの楽園「牙王城」。事件は財閥跡目相続問題も絡み、ついには殺人事件まで起こるが…。
著者等紹介
霞流一[カスミリュウイチ]
1959年岡山県生まれ。ワセダミステリクラブOB。『おなじ墓のムジナ 枕倉北商店街殺人事件』で第14回横溝正史賞佳作を受賞し、94年同作でデビュー。『フォックスの死劇』(95年)『スティームタイガーの死走 大列車殺人』(2000年)の二作品がバカミステリ大賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たぬ
21
☆4 コビトワニのグッチ君。ワニの着ぐるみを着て踊る中年男性の集団。年上のきれいなお姉さんにいいとこ見せたい男子高校生。ホイサッサと籠を担ぐ西洋の甲冑ペア。飲酒歴2年の17歳。殺人ありだし殺し方もえぐいんだけど全体としてはコミカルなんだよね。それもこれ以上の悪ノリはアウトってギリギリなラインを攻めてる。ファイル①ってなってるけど②以降は出てないのかな。読みたい。2022/10/22
saifu
2
やはり実にくだらない(良い意味で)。流石のバカミスだなぁ・・・。2011/02/27
こんこん
2
わ に。いいバカミスでした。さすが霞流一。2010/06/23
kanamori
1
☆☆2012/10/11
葵
1
この後味の悪さが売りなのだろうけど、やはり好きにはなれない。人間描写が甘いなー、なんて、素人ながらに思ってしまった。2012/12/21