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内容説明
おっとりしていて運動が苦手。あまり目立たない少年・桃太の前に、ひとりの少女が現れた。彼女の名は真花。やたら元気な真花との出会いから、彼の平凡な毎日が少しだけ変わり始めた。高校生の不良たちとのケンカに巻き込まれて、青痣を作ったり。学級委員を決める選挙では、ライバルとの激戦を繰り広げ、さらには男子学級委員にかけられた疑惑にも迫る!桃太と真花、そしてその仲間たちが、ごく日常の謎に好奇心いっぱいに挑んでいく!穏やかでどこか懐かしい町―名馬狩を舞台に、桃太たちの小さな冒険を情感豊かに描き出すほのぼのミステリー。
著者等紹介
雑破業[ザッパゴウ]
8月3日生まれ。東京在住。フランス書院の「ゆんゆんパラダイス」で小説家デビュー。今までに11作の長編を発表する。少年たちの繊細な心情を瑞々しく描き出し、成年向け小説というジャンルで独自の作風を確立させた。本作を、著者のミステリー第1弾として、情緒的な純ジュブナイルに仕上げている
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