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内容説明
巡りゆく時の中で、「窯」を破壊するために第十三階層都市カグツチへ向かう“死神”ラグナ=ザ=ブラッドエッジ。時を同じくして、魔銃ベルヴェルクを携えた少女・ノエル=ヴァーミリオンもまた、統制機構の命令に従いカグツチへ向かっていた。ラグナとノエル―二人の運命が交錯する時、永遠に巡るかと思われた運命の輪に、変化の時が訪れる!超人気格闘ゲーム『ブレイブルー』の第一作目『カラミティトリガー』の伝説、ここに決着。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
日奈月 侑子
3
一先ず、ノエルの動きでループは脱却出来たという事でいいんでしょうかね…?傍から見てるレイチェルとしても大分もどかしい想いをしていたようですが、一先ず…という所なんでしょうか。まだまだ続刊が出てる所と終わり際を見る限り、まだまだきな臭さは抜けないみたいですが。あと、個人的に続刊の方ではCV諏訪部のあのキャラがもう少し前面に出てきてくれたりしないかなーなんて期待もしつつ。 個人的に、今迄はただ漠然と「主人公だなー」とだけ思っていたラグナがお化けに怯えて息を呑んでるシーンが凄く好きだったりします。微笑ましい(笑2016/05/24
根子
1
BLAZBLUEの世界観を丁寧に描いた小説版、フェイズ0から順番に読みとうとう追いついてしまいました。ゲーム原作としてはこのCT上下巻が該当しますが、ゲームでは語られていない部分が描かれているフェイズ0やフェイズシフトのシリーズもお勧めです。これらを読んでいるとニヤリと出来る部分もあります。また、ゲームで遊んでるしCT今更読まなくても、という人には、ちょっと損してますよ、と伝えたい。もちろんゲーム内で語られている事他にもたくさんあるけれど、小説版にも小説ならではの良さがあります。挿絵も皆様素敵ですしね。2013/08/26
SP@時折浮上
1
アニメ化おめでとう! 前巻からある程度の違いがあるとはいえ、ループする状況を飽きさせずに描くということが素晴らしいと思う。流石に全キャラは無理でしょうけど、それでも物語の最低限知っておくべきことはわかりやすく記されていると思います。アニメはCTまではやってほしいかなー。2013/05/21
heavygamer
1
この下巻ではほぼ必要最低限の話でゲームのトゥルールートまっしぐらな感じだけど、語られなかった部分は前のループで補間されてるし、いっぺんに詰め込むよりは、世界のあり方を説明しつつ、なおかつ同じ話を繰り返さずに退屈させないという話作りに関心させられた。それでもゲームの話をすべてするわけにもいかないけど話の根幹を抑えつつキャラの心情を補足してくれているので読み応えはあった。ゲームの内容も結構忘れてたしね(笑)2013/05/19
Range
0
この本を読んで"あれ?"と思う人もいるかもしれない。展開が上巻によく似ているからである。だが、その微妙な違いこそ、上巻の結末とはまた違った結末を見せてくれる一員となっている。その先もまた意味深に終わり、今後どんな展開を見せてくれるか楽しませてくれる。2017/04/04