富士見ＤＲＡＧＯＮ ＢＯＯＫ ＢＬＡＺＢＬＵＥ‐ブレイブルー―フェイズシフト〈３〉

森 利道【原案・監修】/駒尾 真子【著】

富士見書房（2012/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 232p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829146712
• NDC分類 913.6
• Cコード C0176

内容説明

人類と黒き獣との決戦において突如現れ、一撃のもとに戦況を覆したアークエネミー・タケミカヅチ。この強力な兵器を巡り、ナインは他の十聖との対立を深め、更なる戦いへと連鎖していく。混迷と絶望を深める状況の中、セリカと「あの人」の再会が運命の新たな転換に繋がっていくのだが―。大ヒット格闘ゲーム「ＢＬＡＺＢＬＵＥ」最大の秘史“暗黒大戦”。その決戦に赴く英雄達の想いと絆が織りなす真実の物語が、ここに綴られる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ふじ]

読んでいて疑問に感じたこと。「秩序の力」とは魔素を中和する能力の事を指すのだろうか？　そうなるとジンはセリカと似たような存在に当てはまるのだろうか？　あとテルミの異常なまでの「秩序の力」に対する拒否反応。ということは、テルミは黒き獣と似たような何かを持っているのだろうか？　何だかんだ言いながらもトリニティを助けるテルミが好感持てました。もしかすると何処かにカズマの記憶が残っているのかな…と、淡い期待をしてしまう。次巻で暗黒大戦完結。楽しみに待っています！

2012/06/03

[椎名]

セリカとラグナの一時の再会がなんとももどかしく、狂おしくなるほどに切なく優しい。タケミカヅチが破壊された絶望的な状況下、どこともいつとも知れない闇の中、それでも「約束したろ、戻るって」と言い切れてしまうラグナの強さと優しさが、「いつまでだって待ってるから！」そう言葉通りに信じて実行してしまえる真っ直ぐさが、一筋の希望となって読者の心を掬ってくれる。ハクメンにきっと優しい顔をしていると思ったと言えてしまう無垢だからこそ本物を見ているところも好きだなあ。

2013/11/27

[風香]

暗黒大戦秘話を描く作品第三弾（シリーズ的には4作目）。タケミカズチがさらっと出てきたり、重要っぽい話が出ているものの、まだまだ確信には遠い印象。むしろ黒き獣の中など、謎が増加しているような。しかしセリカのラグナ一直線具合にによによします。まあほぼ悲恋決定なのがあれですが・・・

2012/06/14

[Range]

黒き獣との戦いで一定の戦果を挙げたアークエネミー・タケミカヅチ。だが、それによりセリカは意識不明の重体に陥ってしまう。妹を大事に思うナインは、セリカを利用しようとする輩から救うために、さまざまな行動を起こすことになるが･･･。ますます状況が悪くなるナイン達。一体これからどうなっていくのだろう。後半にはあのキャラも出てきたりして、ブレイブルーのプレイヤーならニヤリとする場面もあるだろう。

2017/03/16

[ＫＥＮＴＯ]

フェイズシフト2を買ったならこれも買うべし! 表紙もつながるから見栄え的にも美しい。