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内容説明
初冬、“カーラスの槌”と引き換えにトルバルディン王国に迎えられたのも束の間、タニスたち一行は、やむなく船旅を求めて港都タルシスへ赴く。〈力の時代〉には、クリン唯一の豊かで美しい都だったタルシスも、今や無惨に荒れ果てて、一行の期待はみごとに裏切られる。同じ頃、彼らを偵察する女戦士キティアラの姿があった!やがて、ドラゴン軍の襲撃で一行は分断され、タニスたちはアルハナ王女に同行してシルヴァネスティへ行く。一方、はぐれたスタームたちは、ローラナの活躍で、ドラゴンオーブと折れた鎗を手に入れるが―。英雄ヒューマの伝説、エルフ族の反目、謎の娘シルヴァラの正体など大ベストセラーRPG小説の冒険の旅はいよいよ佳境に…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
171
第3巻は、表題どおり”白竜(ホワイト・ドラゴン)”が登場する。白竜は、すべてを凍らせる冷気(アイス・ブリザード)を吐く。他のドランゴンに比べ、小型で知能が低い。ただ他のドラゴンは余程のことがない限り単体で生きていくが、ホワイト・ドラゴンは群れを成して生息する。3巻では白竜の他に緑竜(グリーン・ドラゴン)も登場する。緑竜は毒ガス(ポイズン・ブレス)を吐き、周囲一帯を腐敗させる。汚染された地域は、通常2度と戻らないという。2018/08/13
Die-Go
33
図書館本。お気に入りさんの感想を読んで、懐かしくて30年近く振りの再読。伝説の巨獣ドラゴンとの戦いを描く冒険ファンタジー。第3巻ではドラゴンとの戦いはほぼ無し。むしろ物語の重点はそこには置かれておらず、ドラゴンランスのいわれが語られる。突如登場したシルヴァラと言う野生エルフの娘の持つ秘密がその最大の鍵を握る。面白くなってきた。★★★★☆2019/04/11
てんぱい
8
これぞエルフと云うような人物が登場。この偏見がとてもらしい。世界地図が登場し、物語が面白くなってきた。気になる終わり方をしているので早く次巻を読みたくなる。しかしサブタイトルにもなっている白竜との戦いをカットするのはどうかと思う。2015/07/05
ホームズ
6
いきなり話が飛んだ感じを受けてしまいますが楽しめました(笑)ドラゴン卿フェアル=サスとの戦いの場面は『ドラゴンランス英雄伝』の「信頼を求めて」を読みました(笑)やっぱりエルフって・・・。後半のシルヴァラとギルサナスの恋やフィンズバンの復活などが良かった(笑)僕の読みたいファンタジーの理想に近い作品ですね(笑)2003/02/10
そら
5
世界が大陸に広がり物語も面白くなってきた。再読でも、物語に引き込まれていきます。2014/03/30