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内容説明
南鶺鴒第二学園での失踪事件、残留体による襲撃が収束を迎え、幕引き役となった風峰橙矢が『再生』した日常。『明日…デート、しない？』つばさとの約束。「…ウチに、来てくれない？」リノンの新しい一面。「―うわぁ、海だぁっ」ほのみの無邪気な笑顔。騒がしくも、どれもが橙矢にとってかけがえのないもので、楽しんでいいと思っていた。「大切なものなんて、あっという間に失いますよ？」外国からやってきた少年、レーシュが一振りの剣で『再生』したはずの世界を『還元』するまでは―。「レーシュ。僕は、お前を殺しにきた」少年は撃つための銃を再び手にする！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュエパイ
7
第三勢力の暗躍により、崩れ行く都市世界・・・は、さておいて！三人三様にキャッキャウフフしてる感じの巻でしたよね！ね！武装研究員としてスタートラインにたったあのこの力が、これからどう広がるかが楽しみです。さぁ、ラブい感じの訓練シーンをもっと・・・！2013/09/05
紅羽
5
ちょっと失速した感じはありましたが、日常シーンは楽しかったです。そして、ほのみが可愛かった。小さな嫉妬も可愛いです。その分、主人公の優柔不断っぷりが目立ってしまいましたが(笑)2013/09/19
416
3
シリーズ三巻目にして一番面白い内容だったかと思います。思考昇華によって創造された物質を『思考』と『涙晶の光』に還元してしまう剣レギナ・リリウムを持つレーシェがライバル?として現れたわけですが、あまりにチートすぎませんかね。リノン曰く万能ではないとのことですが、対思考昇華としてあまりに強力すぎますね。実際のところ、仲間達の協力がありながら痛み分けがせいぜいというところでしたし。まあ、恐らくは重大な欠点やら制約はあるのでしょうから、そのあたりは今後に期待といったところでしょうか。2013/08/24
晦夢
3
新キャラ、ライバル的な立ち位置かな？武器的にも。リノンが可愛かったな〜。これからの展開も楽しみ！2013/08/24
いっしー
2
イケメン＋妹＝ライバルキャラの公式。これテストに出るからね、ちゃんと覚えておいて！！ こういう少年少女が戦う冒険・バトルものラノベにおいて、地味ながらも非常に重要なのが「大人の描き方」だと僕は思うのですよ。ステレオタイプな無能な大人ばかり出せばそれだけ場は白けますし、かといって有能な大人を出しすぎれば「もうあいつ一人でいいんじゃないかな」となる。その点でこの作品は大分失敗していると言わざるをえませんね。周りの大人が殆ど出てこず、最初に比べてどうにも世界観が狭く感じられてしまいます。2013/09/09
