富士見ファンタジア文庫 鳩子さんとラブコメ〈４〉

鈴木 大輔【著】

富士見書房（2013/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 263p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829139141
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

僕こと平和島隼人は、平和島財閥の跡継ぎ候補。いずれ財閥のトップに立つべく、メイドの鳩子さんから帝王学を学ぶ日々なんだけど―「わたくしの仕事はここまでです。あとはごゆるりとどうぞ」…僕らの祖父にして平和島財閥総帥・源一郎から後継指名された僕は、鳳杏奈と結婚を前提に同棲を命じられる。慌てた僕は祖父の目の前で鳩子さんにプロポーズするけど、彼女は僕らの愛の巣から大人しく出ていってしまい…。最愛の鳩子さんを手に入れるための最大の障壁は、彼女自身。だけどこの戦いだけは、負けるわけにはいかないんだ！いざ、愛の力で。一丁やってやりましょう！！

著者等紹介

鈴木大輔［スズキダイスケ］
第１６回ファンタジア長編小説大賞にて佳作を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yobata]

水泳大会での功績が認められ鳩子さんの帝王学講座のステージが上がる。なんと学園の理事長に平和島財閥当主・平和島源一郎が赴任し学園を解散するといい、それを生徒会長としてどうにかしろという。後継者認定,再びの杏奈との婚約話が突如舞い降りる中、学園を守り鳩子さんを手に入れられるのか？最終巻。うむ、無事着地出来てる感はある。これ程サブヒロインが報われない作品もなかったなw杏奈は想い人の隼人にその事で弄られる境遇だったし、佐藤さんはほぼモブ扱いされるという…。まぁ斬新だったwちひろ先生が扱い簡単ロリ過ぎて可愛かったw

2013/10/02

[ころん]

突然現れた平和島源一郎から鶯谷学園の解散を聞かされる隼人達。さらに杏奈は隼人と結婚しないかと提案され、隼人は鳩子さんにプロポーズするが鳩子さんは２人の下から離れること選ぶ。なんだか杏奈が格好良い、佐藤さん相変わらず良い子だなぁ、ちひろ先生ロリ可愛い、でも鳩子さんが最強だった…デレた鳩子さんの破壊力。裏鳩子さん状態のデレが見てみたいなーとかラブコメするのはここからじゃないのとか、言いたいことは色々あるけど面白かった。読み終えてから表紙を見るとニヤニヤしちゃう。

2013/08/22

[F.ｋey]

どうやら完結らしい。最終巻なのにタイトル詐欺かのように鳩子さんとはラブコメしないで腹の探り合い、むしろラブ要素は杏奈へ流れ、佐藤さんともいい感じになってるかなーと思ってたらラストの挿絵で全部持って行かれた感がパネェ。さすがは鳩子さん。いや口絵にも出てましたけど流れの中で見るのは印象がガラッと変わって可愛らしさが激増してました。もうちょっと続きも読みたかった気もするけどひとまずお疲れ様でした。

2013/07/27

[nawade]

★★★☆☆　急転直下の最終巻。今まで話が動かなかったことが嘘のような動の巻。鳩子さんとの別離、後継者指名、杏奈との結婚を前提とした同棲、そして○○の危機、突如として発生したイベント攻勢に隼人がどう対処するのか、というよりも、隼人を支える女性陣の活躍が見所。戦女神の如く活躍する杏奈に対し、最後に反則技で対抗した鳩子。貴方は何方に軍配を上げる？

2013/07/20

[まりも]

ダラダラと続ける作家なのかと思ってたけど短く纏める事も出来るんですね。打ち切りっぽいのは残念ですが下手に続けられるよりかはまだ良かったかなぁと。 鳩子さん、杏奈のキャラクターの良さを存分に活かせた終わらせ方だった。 後継者問題や杏奈との婚約といった重要な要素を短いながらも使い切れていたと思います。三角関係の同棲生活が始まりここから更に面白くできそうなのに終わったのが残念だったなぁ。最後の鳩子さんはヒロインとして最高の見せ場を作ってて可愛かったです。

2013/07/23