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内容説明
突如現れた謎の存在“竜”により、一度滅びかけた世界。“竜”と戦うための戦士を育成する機関「健速学園」に入学した叶零士だが、杵築弓美香率いるエリートチームの一員ながら他のチームメイトの足下にも及ばないあいかわらずの落ちこぼれ。周囲からは「調子が出ていないだけ」と言われるが、それ以外の理由があることを自分自身でも感じていた。そんなとき、学園長からある任務を受けて―。「私の騎士。私を護る力が欲しいのならば、キスをなさい」騎士の証である制約の鎖は緩み、捕らわれた力を解放する!世界を護る砦たる少年達の物語、白熱の第2巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirapon
4
封印を解いても割りと簡単にパワー切れる設定が、爽快感を削っている感じがする。キャラクターたちの描写がなんというか、いまひとつ面白くない。登場人物たちの魅力をもっと引き出す必要があると思う。内容的にはよくある「特殊な能力を育成する学園モノ」でライバルが多いだけに、余計に比較されると思う。2013/02/23
Hail2U
3
ヒーローもので必須の熱さもワクワクも特に無し。最低限お話として取り繕いました適な姿勢しかみられなかったように思える。普通に最後まで読めるんだけど、読み進めながらも退屈さは感じるし、色々と無駄なやり取りも多かったように思える。大体何で敵側の取引にあっさり乗ってやるんだよとか、殺気を感じたなら殺せばいいじゃん、捕らえているんだからとか、矛盾した行動も多く、物語が作者という神の完全な支配下にあり、登場人物たちに心が宿っていないことが丸わかり。3/10点 100円コーナーにあれば次も読むかも? 読むものがなければ2015/03/15
にゃら~ん
3
こませ犬みたいな悪役ほど生き残るな~!2014/06/16
METHIE
3
この人の落ちこぼれ描写はわりとリアル。 あとこの手のやつで人殺しの葛藤があるのは珍しい。2013/06/11
416
3
うーん。つまらないわけではないのですが、特別面白いわけでもないといった感じでしょうか。零士が簒奪者としてどの程度の実力者なのかがはっきりしまでんが、まあ覚醒に期待するとしましょうかね。あまり味方にも敵にも魅力的な人物がいないというのが、このシリーズの欠点なのかもしれません。2013/02/23