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内容説明
「あっ、あたしと…えっちなこと…したい…?」布団の中、緊張にかすれた声で未実が訊く。真っ暗な部屋、両親のいない家、朝まで二人っきりで、この質問…。プール事件以降積極的になった幼馴染みに、想太の心臓は、痛いほどドキドキしていた。このまま、本当の恋人に―?沙綾と距離をおくことにした想太と、恋を自覚した未実が少しずつ関係を深める一方、綺理はメイド喫茶でバイトを開始。心配な想太が、沙綾を連れて店を偵察に訪れたところ、店の「メイド神」苺夢が沙綾に一目惚れ。熱烈なアタックをかけ始めて!?期間限定のWいもうとラブコメディ、甘酸っぱい夏のご奉仕編。
著者等紹介
長岡マキ子[ナガオカマキコ]
ライトノベル作家。1982年4月27日東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴローさん
6
終始一貫メイド回でしたね。未実の大胆過ぎる行動には度肝を抜かされました。そのせいで新キャラの苺夢の印象が薄くなってしまいましたw紗綾も少しずつ成長してきて想太との心の距離も縮まってみた雰囲気ですが、周りがそれを許さない様子がなんとも歯がゆいです。それにしてもナツキチのポテンシャル高すぎませんかwww2012/09/13
無銘
5
それぞれの形で成長する妹2名を見守る家族モノの比重が高く、温かい気分になれるお話。ラブコメ的には未実がすごい頑張っているのでこれは素直に応援したくなる。しかし今回最も想太と絡んでたのはナツキチだったんじゃないかという気もするけどな(笑)。あと苺夢は最初の印象から迷惑千万な変態だと思っていたが、存外にいいキャラだったので今後の活躍に期待。2012/09/26
KUWAGATA
4
この作者の作品の中では、個人的にはこれが一番の出来(というほどの作品数もないですが笑)。できれば続きを読みたかったのですが、もはや望みはないかと。相変わらず実妹の描写が秀逸だと思ったら、作者さん、リアルで妹が存在してたんですね、納得。主人公がブレないながらも、その内心がなかなか語られないので、今ひとつ感情移入しにくかった。どういう未来が描かれるのか、今となっては知りようがないけれど、許嫁がいいヤツだけに、結末が気になりました。そこだけどこかで語ってくれないかなあ、長岡さん(笑)2014/05/26
カインズ
4
【頑張る女の子達】★★★★☆ 主人公と沙綾の関係は、兄妹というより父と娘といった方がしっくり来る気がします。相変わらず無垢で可愛らしい沙綾が、のんびりとしたペースではあるけれども成長する姿が微笑ましいです。そんな沙綾に主人公がどぎまぎするのも、当然といったところでしょうか。未実も少し積極的に主人公にアピールし、関係性の変化を感じさせます。女の子達の可愛いメイド服姿のイラストも満載で、嬉しい作り。しかし、主人公と一番絡んでいるメイドがナツキチだった気がする(笑)。2012/07/21
リク@ぼっち党員
3
妹たちが大成長の第二巻。舞台はメイド喫茶。男の娘がメイド、それもリピーター続出ってなちゅヤベえな。沙綾の喜怒哀楽がハッキリしてきたのはお兄ちゃんのおかげだな。沙綾もだけど、沙綾が来たことによる相乗効果で綺理も変わっているのが描かれていてよかった。最後のはいいツンデレ。お兄ちゃんとしては妹の成長が嬉しくもあり、寂しくもあるんだろうな。気になったのは想太がけっこうキレやすい若者な点だけど、家族として遠慮してないと考えれば納得かな。そして圧倒的正妻感の未実。もうさっさと付き合っちまえよ。続きが出てないのが残念。2018/05/08
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