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内容説明
「馬鹿な…私の命を聞かぬだと!?血を吸ったのに何故だ!?」“平穏きわまりない日常”を求める少年・紅城緋水は、高校生活の初日から記憶喪失の吸血鬼の少女に襲われるという災難に見舞われる。彼女の名はルシュラ=ダーム・ドラキュリア。吸血鬼の力が効かない緋水に興味を持ったルシュラは、緋水の家へと上がり込んできたあげく、学校にまでついてくる始末―。仕方なくルシュラの記憶を取り戻す手伝いをすることになった緋水だったが、今度はまた“別の秘密”を持つ少女・芽依に誘惑されたり、ルシュラを狙う『捜魔課』の少女に誘拐されたりと、平穏とは程遠い日々は続く―。学園妖魔ラブコメ&アクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1_k
9
ありがちな題材って、如実に作者さんの実力が出るもの。受けねらいの一発ネタと違って読者は冷静に読むし、慣れているからね。本作品、ありふれた吸血鬼がメインの題材で、その設定の置き方もど真ん中のど真ん中をいく超絶正当派の設定。しかし、それは手抜きではなくきちんとストーリーを形成するのに役立っており、文句のない出来映え。十字架をそうやって武器にするか! みたいな工夫も良。実にハイレベルでした。一個だけ文句を付けると、サブヒロインのインパクトが強すぎて、メインヒロインが少し弱めに感じるかも。2012/08/08
みどり
5
軽いという意味で本当に軽い本です。発掘物から取り出しましたがこれも、完結してるはずなのに、途中までしか発掘されていません。2017/08/02
コリ
5
主人公、緋水のキャラがなかなか良かった。最近多い(特に主人公!)ヘタレで優柔不断な面が無く、好感が持てた。やらない時はやらない、やる時はやるっていうスタンスがなかなか面白い。メインヒロイン、ルシュラも魅力的。意外と無防備というか隙だらけというか…そんなギャップが可愛らしい。血を吸う練習しちゃうとかなにそれカワイイ(笑)芽依の設定が斬新。最新型のフランケンシュタインが〇〇ドールになるとは誰が想像しただろうか。ま、エロ可愛いからいいんだけどさ!(笑)てことで次回も是非読みたい。2012/07/25
仄
4
ロリじゃない吸血鬼きた!! これで勝つる!! さらにフランケンシュタインにダンピールまで出てきて歓喜の歌。あんま人外っぽさがないけれどヒロイン可愛いからいいんではなかろうか。2012/08/01
水無月冬弥
4
#ラノベ 主人公はとても好感がもてますね、頭いいし、優しいし、そのせいで気苦労も絶えないでしょうけどね。あと、さりげなく芽依の存在意義が酷い。2012/07/30
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- 「お寺さん」出番ですよ