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内容説明
「光くんのお嫁さんは紫さまだと千年前から決まってるのよ!」「わたくしと光さんの婚約は帝が決めたことですのよ!?」「貴様たち。光は私が飼っているのだぞ!?」幼なじみの少女・朝日奈紫を無事救い出した水原光。だが、彼を待っていたのは、紫と“許嫁”葵、そして“ご主人さま”安倍晴明、光をめぐって巻き起こる修羅場な日常だった!そんな日々にぐったりしていた光が出会ったのは、都でも一番の才媛と名高い美少女・六条。知的かつ穏やかな彼女との会話に癒やしを感じる光だったが、彼女には「ある秘密」があり…。大好評の修羅場ラブ&アクション、待望の第2巻が登場。
著者等紹介
春日みかげ[カスガミカゲ]
2009年『織田信奈の野望』(GA文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
7
1巻よりはやや伝奇ものの体裁に近づいてきたか。ただ平安時代の著名人と同名のキャラが揃っただけという感じだった1巻に比べ、源氏物語をモチーフとしたストーリー展開になって、いよいよエンジンがかかってきたのかなという感じ。基本的にこの作者はスロースターターなのかもしれませんね。ちなみに景教(キリスト教)は争いごとを禁じたりはしていません。むしろセム系の一神教はどれも、仏教などよりもその歴史はよっぽど血塗られているのでは?2013/04/10
たく@ぼっち党員
6
六条編。下の上。一巻を読んだ当時は面白いと感じたんだが…。んー、盛り上がらないな。面白いとも感じない。文章力も会話のレベルも信奈と大して変わらないはずなんだがなぁ。あぁ、どのレベルかはお察しください。4巻は見送りですかね。2014/02/18
ころん
5
光をめぐって日々争いをくりひろげる幼馴染の紫と許婚の葵、ご主人さまである晴明。そんなある日、光は六条さんと知り合う。同じ異邦人であり穏やかな性格である六条さんのことが、光は次第に気になるようになる。「源氏物語」に出てくる六条御息所がモチーフになっている2巻。六条さんまじ六条さん。1巻は期待しすぎていたからなのか肩透かしをくらってしまったけど、2巻は普通に読めた。シリアスシーンや戦闘シーンでも、普段と変わらないテンションで会話を繰り広げるのは良いのか悪いのか。晴明の耳が可愛すぎるので次も読むと思うけど。2012/07/16
コリ
3
無理にシリアスにしなくてもいいような気が…。つまりいちゃコメだけやってればいいんじゃないかな(笑)2012/06/27
ユウ@八戸
3
なんかしっくりこない。信奈のいまいちなところを抽出した感じというか…。まあ、高2で源氏物語を名前すら知らないってどうよ、と設定からしてちょっとアレなのですが。展開的に次で終わりもありそうですが、どうなることやら。2012/06/22