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内容説明
「シラキ、仕事か?お前出席日数危ないんじゃなかったか?」ストーンリバー学園に通う白毀廻は、悩んでいた。今日も伝聞社イーストウッド社から仕事を押しつけられ、授業を欠席しなければならない事態に陥っていたのだ。断ればいいだけの話だが、ヘタレな彼には到底無理な話。仕方なく仕事に出かけたのだが、そこで昔なじみの少女・月皎柊と運命の再会をする。美しく成長した柊にドキドキのカイ。しかし彼女は“契約者”たちに狙われていた。ピンチの少女を救うため、少年は勇気を奮い立たせる!異能者たちが暗躍する大陸を舞台に繰り広げられる、ボーイ・ミーツ・ガール・アドベンチャー開幕。
著者等紹介
手島史詞[テシマフミノリ]
第19回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞作「沙の園に唄って」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミモザ
4
★5 影執事マルクと同じ世界観でカナメも出てきて、ちょいテンション上がった。 主人公はただのヘタレかと思ってたら、最後かなりゲスかった(笑) あと、あとがきのアレ、マジですか…(黙)2013/11/27
無銘
3
代償を支払い異能の力を振るう「契約者」達のバトル、それと学園ラブコメ。前作と設定・人物に共通項が多いが、直接の関わりはないようで。廻は凄まじくクセのある主人公だなぁ。口絵バレのせいで展開はまるわかりだったがあのギャップが恐ろしい。柊と廻のラブコメは今後が楽しくなりそうなので期待。しかし、あとがきで活躍が予告されているイーシャはかませになる予感しかしない。2012/03/17
ころん
3
ストーンリバー学園の生徒である廻は、学園に通いながら伝聞社イーストウッド社の雑用をこなしていた。そんなある日、依頼された仕事のために依頼主との待ち合わせ場所に行き幼い頃の知り合いである柊と再会する。シリーズ化がすでに決まっているようで、とにかく伏線をばらまいた印象。どんな話を書きたいのか散漫としてしまった気もするけど。マルクを途中までしか読んでないからなのか、キャラ多くて混乱するし設定の理解が追いつかないし。でもラブコメ部分は好きだなー2巻は学園を舞台にラブコメしてくれそうだし期待。かなめの再登場も楽しみ2012/01/07
さざなみ@モチベ停滞
2
影執事シリーズのパラレルで、マルクと出会う前の方々が出てきたって感じですね。カナメはまだ包帯ぐるぐるでクラゲではない・・・と。リチャードさんはまだイーストウッド社には勤めてないんですね。というか、相棒がいたことにびっくり。いや・・・でもなんとなく影執事で少し話されていたような?ジェノバの仮面をつけた理由もこの本で分かりました。もしかしたらそれぞれ影執事で出てきた人のそれぞれの過去が分かるシリーズなのかもしれませんね。2012/07/27
真林
2
どう見てもDTBです本当にありがとうございました。主人公とかどう見ても、ねぇ。それに口絵で思いっきりネタバレしているので、実は…みたいに期待を裏切ってくるかと思いきや、そうでもない。いろいろ変じゃないかな。この作品はそういった変な部分を取り除いて、話だけを追っていくならまあまあ面白いと思う。加えて、どうやらこの作者の別シリーズである『影執事マルク~』と世界観はリンクしているようですが、ここのレビューを見ている限り、別物と考えてよさそう。そちらの方は未読ですが、読もうか読むまいか。2012/05/03