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内容説明
六六六万の魔族の頂点に君臨する魔王軍最高戦力―四天王。メンバーは…「山田!遅い!また遅刻よ!」攻撃的で露出過多な“雷”のアーディンブルグ。「わたしの意見なんて誰も聞いてないよね…」気は小さいが胸はでかい“雪”のヴォルフォレカ。「…裏だ」クールで口数の少ない“焔”のイグナレス。そして、元高校一年生“知”の山田。四天王が会議室に揃って話すことと言えば、「いかに人類を抹殺するか」…のはずなのに!RPGゲームをしたり、モンスターの恋愛相談に乗ったり、女風呂に侵入したりといつもグダグダ。気付けば、人間の山田が人類抹殺に一番やる気って…。残念系日常ファンタジー。
著者等紹介
大楽絢太[ダイラクケンタ]
京都府生まれ。『七人の武器屋』でファンタジア長編大賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
43
再読。ただの高校生が、魔王直属の四天王として働くことになっちゃうファンタジーコメディ作品。やっぱおもろいわこの作品。突出したものはありませんが、物語の設定と個性豊かなキャラクターたちによる掛け合いと自分のツボを的確についてきてくれるから好きなんですよね。魔界の四天王がバカをして、人間の山田がひたすらツッコミを入れるというスタイルがお気に入り。深い事は考えずに、横になりながら読める。そんな感じのコメディ作品なので、通勤時間とかちょっとした時間に読むのにおすすめ。次巻も読みます。2015/11/15
わたー
13
ただの高校生の山田が魔王軍の四天王になってしまうことから始まるコメディ作品。人間だとバレないように必死で人類抹殺計画を立案するも、ポンコツな同僚四天王たちのせいで全然上手くいかない…そんな彼らの日常をゆるっと楽しむという内容で、基本何も考えずに楽しむことができるのがよかった。
シュエパイ
12
武器屋の方の最新作♪異世界の人類を救うため、魔族の人類殲滅作戦を意図的に進めることを命じられた山田くん、折角魔法で違和感無く溶け込めるようにしてもらったのに、なんで名前だけそのままなんだ(笑)しかも、誰もまじめに侵略計画を頑張らないwwあー、なんていうか、ファミコンは確かに恐ろしい精神侵略兵器だよね…スーファミをはじめて買ってもらった感動、今でも思い出せるのです。手にしてたのはアクトレイザーかな?絵だとご近所探検隊なんだけど(笑)彼女達がかばってくれたときの言葉も、それを知った後の山田の行動も、何だかラス2011/11/27
ごぅ。
9
さくさくっと読了。のんべんだらりと、でも、わりかし、命にかかわる危機になってる。突っ込まれたら終わりだけど、突っ込まずにいられない。。。そこが、いい。。。。やっぱ学ランにはマントだよね。2012/02/15
オルガ
4
ファンタジー世界に飛ばされた主人公が悪の四天王になって日常コント。基本的に部活作って放課後だべってる感じだけど舞台が魔界なのが新鮮。イグナレスは挿絵の時点で女だとばかり思ってたのに肩すかし食らっちゃった。お気に入りは四天王総出でドラクエプレイ。2013/09/16