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内容説明
「あー、もう、わかんねーことだらけだ!なんで戦争なんて仕掛けてんだよツッキーニは!?しかもホラキアに!」頭を掻きむしって吠えるのは、ジルサニアの美姫と名高いジュジュ。ツッキーニが同盟国のホラキアに意味不明な戦争をふっかけたのだ。「誰か事情に詳しいヤツはいねーのか!」その叫びを聞いて、俺、ミロクはふとある考えに至る。(いや、それはナシだろう…。)だが俺の顔を見たビスマルク隊長に気付かれた。「…そういやミロク、お前オウガンの皇子だったな」―情報ゲット&停戦交渉めざして、はるかなるオウガンへ飛び立った赤目隊だが…!?亡命の皇子ミロク、姫を連れて里帰り編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てらら
4
あれ、ゴウト兄けっこういい兄貴なんじゃ…。ミロクはなんだかんだと、愛されてるなぁ…判別問題がもう…ひど過ぎるわ、皇子扱いされないわ(大笑)。さて、次あたりから黒幕はっきりするのかなぁ…。そろそろ、もう少し黒幕の詳細が欲しいねぇ。2011/06/26
水無月@更新停滞気味
4
あれ、この表紙の人…ホントにミロクか?なんかディアートっぽい(大人っぽい?)…。てかミロクが皇子だってことは赤目隊全員が知ってるんだっけ?いつの間に…。そして今回は恋愛パート。ジュジュが姑に挨拶してるような感じになってる(笑)。照れて「…えへ」とか可愛すぎ。これホントにジュジュか?ミロクは愛されてるねー。ジュジュにも赤目隊にもオウガン帝国民にも。名前は様付けなのに扱いはぞんざいだし。亡命してたのにあっさり受け入れられてるし。ゴウトに殺されるかもとか言ってた割に普通に家族してたね。2011/06/21
U
3
あ、なんかすごい面白い。オウガンの人達がみんなあったかくて、みんなミロクを大事に思っているんだなぁっていうのが良かった。ほんわり。アットホームな帝国(笑)。扱いがぞんざいなのも愛情や目線のあったかさが染み込んでくる。うまいなー。一番微笑ましくなったのは「折るなよ。絶対折るなよ」。残念そうな顔って!ww 何だかんだではじめっから兄を兄と思ってるんだろうなぁ、なミロクも微笑ましい。続きがすごい楽しみ。ジュジュ、無事で……!2011/06/25
nanashi
3
モ・レイホゥ・オウガン―五十代くらいの年配の女性―(カラー口絵を見直す)2011/06/21
シュエパイ
2
おぉ、なんだか和風の表紙……と、オウガン編なのか!やっと明らかになった、それぞれの戦争の理由。(未来の義兄に)ハッキリさせられた想いの形、やっぱり最高権力者な母と姉……!(違) このバカにはいつまでもバカのままでいてほしいのだ、と。本当の騎士になった彼を見つめるシーンが、2番目に好き♪もちろん1番目は(義兄に問い詰められて)告白のシーンですが♪ あ、後書き欄の異世界シリーズ、今回は究極VS至高でした。トラ井副部長ってなんだ(笑)2011/06/26