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内容説明
“不殺の戦い”という誓いのもと、カラルモ軍司令官レインを退けたのも束の間、カラルモ領シャズナ区画がシェイクトエリア第一五連隊の奇襲を受けて壊滅したとの連絡が入った。それはぼくたちの人生を狂わせた“災厄の日”の再来となりかねない事件だった。戸惑うアイリーシュ小隊の前に、騒動の発端となったはずの第一五連隊が現れ、冷酷な言葉を紡ぐ―。「全員動くな。これよりおまえたちを国家反逆罪により逮捕する」容赦なく叩きつけられる現実。変質していくそれぞれの真実。そして、ロイ隊長が告げる驚愕の事実。果たして、若き“想念士”たちは想いを武器となし、己が信じる理想を貫けるのか。
著者等紹介
日下弘文[クサカヒロフミ]
ライター・兼業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろ
1
完結! 稀にみる駆け足だった。よくぞあそこから1冊で終わらせたものだ。途中、「こいつ、解説してやがる!」、「告白大会だと!?」と、圧縮したためか歪に見えないこともなかったり。まあ、世界観を説明しだしたのは潔くてよかった。投げっぱなしで終わらせるよりはよっぽど。2010/12/19
愕天王
0
希望の園とは何か、ウルバスが生まれた理由。様々な謎が明らかになり、ついに完結。素晴らしいが、ちょっと急ぎすぎかなぁ。ラスボスの小物感が…。ほぼ全ての謎や歴史を登場人物からの語りで終わらせるのもどうかと。もう少し情報を小出して、7巻くらいまで続ければもっと惹きこまれたんだけど…。ですが、設定の作りこみが見事で、『全て伝えたい』という作者の意思は感じました。世界観や設定が素晴らしいだけに、勿体無いの一言。勿論良い良い意味で。兎にも角にも、皆幸せになれてよかった!レインさん可愛かった!!日下さん有難う!!!2011/03/28
なりた
0
最終巻。とりあえずハッピーエンドでよかった。ちょっと都合がよすぎではと思わないこともないし、最後の戦いがあっけなく終わりすぎでページ数足りないとは思うけど。もっと巻数があれば真の敵さんとの勝負とか和解とかにも持って行けたと思うので残念ではあるかも。真面目と生真面目同士の交換日記とかウケた。レインさんは好み。★★★★☆2011/02/10
SHI-NO
0
世界観がいいのに圧縮されると切ないねぇ。もっとゆったりしてくれてよかったんですがねぇ。★★★★2010/11/27
こんこん
0
全部解説しちゃったー!やはり謎は解き明かす方がカタルシスとかあるよね……惜しい。2010/12/03
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