富士見ファンタジア文庫 だから僕は、Ｈができない。―死神と人生保障

橘 ぱん【著】

富士見書房（2010/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 286p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829135341
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

裸Ｙシャツ姿の美少女死神リサラを前に、良介は絶叫した。「このシチュエーションで、何も込み上げてこないなんて…俺の、俺の、スケベ心を、性欲を返せぇぇぇぇぇ！！！」「…私、世の中の女の子のために、良いことをしたみたい」人間が死神と契約し、霊力を代償に快適な人生をサポートしてもらう世界。なりゆきで一級死神・リサラと契約した桃園学園二年・加賀良介（通称・エロ介）が要求されたのは、“Ｈな魂”だった！？女の子を見てもナニも感じない俺なんて、死んだも同然！エロい手段で、スケベ心をよみがえらせてみせるっ！かくして、良介のＨな魂回復大作戦は始まった。抑圧系エロコメディ、開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KUWAGATA]

口絵のすっぽんぽんリサラを見る限り、これで貧乳とは片腹痛いわ！　イラスト担当さんは、もっと本文に忠実に描いていただきたい！　ひんぬーとは、もっともっとなだらかな大平原であるからして！　…バカエロな内容の作品だったので、つい私までバカエロになってしまいましたが、キャラの個性が立っているのと、少々稚拙ながらも読みやすい文章のおかげで、楽しく読み進むことができました。リサラは可愛すぎでしょ！　主人公もエロいけどとっていいヤツです。でも誰よりも最高にイケてるのは間違いなくカエサル！　異論は認めない(ｷﾘｯ)！

2012/08/29

[Takayuki Oohashi]

ヒロインのリサラが、主人公の良介にまんざらでもない様子が行間に垣間見えて、その描写に惹かれました。良介がそんなリサラの気持ちに鈍感なのもお約束ですね。ただ、今の典型的なラノベのような気がして、そんなもんだという気持ちで読んだのが残念です。でもサクサク読めますね。

2015/12/31

[星野流人]

死神に精力を吸いとられてHができなくなっちゃった男のエロコメディ。エロコメディを謳ってはいるけれど、生々しさはなく、笑って流せるくだらなさを伴った『エロ』だった。すがすがしいほどに『エロ』に執着を見せる主人公の姿がなかなかおもしろかった。ただ、世界観の説明が短すぎるのは気になったし、なんか途中あたりから皆当然のように犬の言葉を理解し始めてたんですが、それらは……。

2013/01/15

[中性色]

もしもしポリスメン？あらすじだけ見るとディストピアっぽく見えるけど、別に想像の境地まで至らなくなるわけでもないので、そこまでそうなってるようには見えないのよな。しかし、ボクシング部の設定を使うならタンクトップ姿とかでもよかったのに。あと、地味にサブ的なキャラで出てきたのが今後重要になりそうだな

2019/11/29

[tonkatudon]

アニメがわりと面白かったので、読んでみました。 感想としては、文章が意外にしっかりしていて、主人公の直球のアホなエロのおかげで勢いで読めました。 こういうバカ話って勢いが大事ですねえ。

2012/08/19